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取材から受けた会社の印象
これまで60年以上にわたり、モノづくりを支えてきたオリップ株式会社。同社は、自動車業界の大手メーカーや家電業界の大手メーカーとの取引が多いとのこと。同社がいかに大手企業から信頼を獲得しているのか、取材で見えたものがありました。
同社では指示された商品を納品するだけではなく、取引先から製品の図面を受け取り、打ち合わせをして、適切な部品選びから提案しているそう。それができるのは、社内にテクニカルセンターというCADの専門部隊を設け、営業との協業体制で細かい提案を行なえるという背景があります。
また、国内外に拠点があることも同社の強み。ある自動車関連のメーカーから「運転席のパネルに光沢を出したい」という依頼を受けた際は、すぐに特徴ある樹脂や加工ができる工場を探し、提案。見事、採用されたそうです。
こうしたあらゆるニーズに対応できる柔軟性を持つ同社。大手企業から評価されるのもうなずけます。
この仕事のやりがい＆厳しさ
やりがい同社ではタイやシンガポール、中国など海外にも拠点を展開しており、国外から質の高い商品を低コストで仕入れることが可能。商品数も、同業他社と比べて非常に多いそうです。そのため、お客様から注文を受けた際、単に指示通りにお届けするだけではなく、「こちらの方が品質が良く、コストも抑えられます」といった提案ができるのは同社ならでは。その結果として「いい提案をありがとう」と感謝の言葉をいただいたり、より多くの注文がもらえるようになったりするそうで、そんなときには自分がお客様の役に立っていることを実感できます。
また、同社は自動車メーカーや家電メーカーに部品を納入しており、自分自身が製品のユーザーとなるケースも多いとのこと。実際、同社の部品がパーツとなっている自動車を社用車としているそうです。このように、自分が提案した部品が使われている製品を使用しているときには、仕事へのモチベーションが高くなるそうです。
また、同社は自動車メーカーや家電メーカーに部品を納入しており、自分自身が製品のユーザーとなるケースも多いとのこと。実際、同社の部品がパーツとなっている自動車を社用車としているそうです。このように、自分が提案した部品が使われている製品を使用しているときには、仕事へのモチベーションが高くなるそうです。
厳しさ扱っている商品数は膨大で、用途も様々。全部を覚えなければいけないわけではありませんが、ある程度の知識がなければお客様に適切な提案をすることはできず、要望にも迅速に対応することができません。また、すでに信頼関係が構築されている中で、先輩からお客様を引き継いでいくことになります。お客様が求めているものをしっかりと理解し、適切に商品を提案していかなければ評価はされず、その後の取引にも影響が及ぶことになるでしょう。
この仕事の向き＆不向き
向いている人しっかり休みが取れるなど、仕事とプライベートの両立が実現できる環境です。年齢給も用意されているため、1つの会社に腰を据えて、将来的に長く働いていきたいという方に、向いています。
向いていない人商品数が多いため、扱っている商品に興味を持てない方には厳しいでしょう。また、それほど多くはありませんが、少し離れた場所に出張することもあるようです。そのため、フットワークが重い方には向いていません。
