制作も会社運営も、仲間の声を大切に。 | 転職・求人情報なら、【エンジャパン】のエン転職

代表取締役

米内則智

神奈川県横浜市出身。51歳。これまでプロデューサー・制作統括として、多くの作品を手がけてきた。2013年に同社を設立。以降、『群青のファンファーレ』、『トモちゃんは女の子！』などの制作に携わってきた。

プライベートでは、1児の父。休日は妻と買い物に行ったり、家事をしたり、犬の散歩をしたりする。趣味はキャンプ。一通りのグッズは揃っており、ソロキャンプに出かけることも。また国内外、ジャンルを問わず様々な映画・ドラマを鑑賞する。F1・サッカーなどのスポーツ観戦も好む。最近はワインに凝っている。

我が社の現状と今後の展開

配信ビジネスがスタートしたことで、アニメ業界全体が成長しています。外資が参入したことで、成長はさらに加速。制作費の幅が広がり、委託業の柔軟性も高くなっています。

制作費も増えていることから、当社はクリエイターの内製化を進めます。「働き方・待遇が悪い」といったイメージを払拭するためにも、直接雇用を増やす方針です。そのために重要なのが、リモートワークを活用すること。どこにいても働ける環境をつくることで、日本中にいるクリエイターと一緒にクオリティの高い作品をつくれる環境を目指します。

また当社の強みは、コミュニケーションの頻度と、アイデアを取り入れるスピードの速さです。社員の意見を踏まえて、柔軟により働きやすい会社をつくるのが目標。「意見を発信しやすく取り入れやすい環境」という部分は作品づくりにも通じるので、クリエイターが増え、会社規模が大きくなっても維持したいと考えています。

仕事をする上で大切にしていること

自分1人で会社をつくるのではなく、社員みんなで「どんな組織にするか」を考えたいです。作品づくりでも、様々な人の意見が合わさることでより良いものが完成します。だからこそ、普段からコミュニケーションを取り合い、社員が何を考えているのか、どうなりたいのかに耳を傾けます。

これまでに、トップダウンの現場を経験したこともありました。しかしそれでは社員が仕事に責任を持たず、力を発揮しようとしません。だからこそ私はワンマンにならず、社員みんなのアイデアを取り入れたいのです。

そのため当社では、各セクションにマネージャーを配置しました。客観的な視点の意見が聞けるので、私の偏った感覚だけで判断することはありません。もちろん社員同士もフランクにアイデアを出し合ったり、プライベートの話をしてコミュニケーションを取ったりしています。会社全体に、積極的にコミュニケーションを取る風土が根付いていることは嬉しい限りです。

今回入社される方に期待すること

アニメーションコーディネーターは、一般的な会社の営業に近いポジション。常に社外のクリエイターと接する仕事です。そのため相手をリスペクトし、こだわりを理解することが重要になります。

例えば一緒に仕事をする方の過去作品を事前に確認して特徴を理解したり、監督とクリエイターの間に入って表現を調整したり。関わる全ての人が気持ちよく働ける方法を考えていただきたいです。その上で一番大切になるのが「諦めないこと」です。理想のクリエイターをアサインするために何度もアプローチをしたり、良い作品にするためにギリギリまで各所と調整をしたり、粘り強さを発揮してください。

もちろん悩むことがあれば、部署を越えて先輩社員や私が相談にのります。大きい会社ではありませんので、誰とでも気軽に話せます。社内イベントなどで交流を深めることもできますので、安心して飛び込んで来てください。良い作品をつくるため、一緒に切磋琢磨しましょう！