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取材から受けた会社の印象
アニメの制作業界では、基本的に「アニメ制作委員会」と呼ばれる組織より各制作プロダクションへ製作依頼がなされるそうです。そんな中、ここでは紹介しきれないほどの有名作品を制作した実績も持つ同社。多くの依頼を受けている理由に迫りました。
なんでも、同社代表である中村さんが築かれたキャリアや実績が大きいとのこと。中村さんは、もともと他のアニメ制作会社で制作進行管理を担当。その後、各制作進行管理メンバーを統括する「制作デスク」、そして作品の全権をもつ「プロデューサー」へとキャリアを構築されました。その後、アニメ業界をもっと良くしたいという思いで同社を設立。業績は好調を維持しています。各方面での信頼を得ている同社なら、今後も有名・人気作品に携わるチャンスが豊富にあると言えます。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいストーリーの見せ場を理解した上で、アニメーターや背景などの制作スタッフをアサインしたり。原画をチェックして、自身の経験や視点を活かしてフィードバックしたり。そうして仕上げた1話が、大きな反響を呼ぶこともあるそうです。原作ファンがSNS上で話題にする・アニメ関連のメディアで取り上げられる、といったこともあるでしょう。自身のセンスでアニメをより素晴らしいものにしていく実感を得られる仕事です。
厳しさ常にあらゆる制約の中で進行していかなければなりません。時には「もっとクオリティを高めるなら制作時間が欲しい」とアニメーターより打診を受け、納期的に時間の確保が難しいことを伝えるなど、折衝が必要な場面もあります。各所と折り合いをつけながら進める難しさを感じることでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人アニメーターの手配や原画チェックを通し、人気作の”神回”を生み出すことも可能。アニメ好きな方、自身で高品質なアニメを世に送り出したいとお考えの方に向いています。
向いていない人自分で作画を担当しない分、待つことの多い仕事です。拘束時間が長くなることも少なくないので「プライベートを大切にしながら働きたい」というタイプの方には向きません。