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取材から受けた会社の印象
AiのCOOである山本さんは、「高齢者福祉については行政もシステムづくりに注力してきましたが、発達の遅れのある子どもたちへの福祉はまだまだ不満足な状態です」と語ります。近年、実は多くの人が発達障害などのために日常生活のなかで悩みを抱えている、ということが広く知られるようになりました。同時に、児童期に適切なサポートを受けられれば、こうした悩みを大きく軽減できるということもわかってきました。
その一方で、システムが不十分なために保護者の方々も声をあげられておらず、家庭のなかで悩みを抱え続けているという現状があります。「行政ができていない部分も、フットワークの軽い民間ならば補うことができます。少しでも子どもたちや保護者の方々の負担を軽減できれば、と考えてこの会社を設立しました。」という山本さん。同社のサービスが多くの信頼を集めているのも、こうした強い想いが根本にあってこそだと実感できる取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい「子どもたちの成長」が見えたときに、やりがいを実感できるとのことでした。同社では、子どもたち一人ひとりに個別の訓練計画を立てています。初めに課題を明確にしているからこそ、「宿題を自分からできるようになった」「一人でも公共交通機関で出かけられるようになった」など、“できること”がどんどん増えていく様子がよくわかるのだとか。また、対応する年齢が幅広いため長期スパンで支援していくことができる点も、関係性を深めて成長を見守るやりがいにつながっていることでしょう。
厳しさ「マニュアル通りに対応をしていれば良い」という仕事ではありません。気分が変わりやすい子どもも多く、「昨日と同じ状況でも予想外のことが起きる」というケースが日常茶飯事なのだとか。常に柔軟な対応を求められ、正解はないという点に厳しさを感じることもあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人子どもたちの目線にあわせられる方が向いています。「先生」として指示するのではなく、子どもたちと一緒に楽しむことが大切。それが心を開き、信頼関係を築いていくことにつながります。
また同社は、事業所が続々と増えているなど、ビジネスとしても成功を収めていることも大きな特徴。「ひとつの職場で、長期的な視点をもって働き続けたい」と考えている方にもオススメです。
また同社は、事業所が続々と増えているなど、ビジネスとしても成功を収めていることも大きな特徴。「ひとつの職場で、長期的な視点をもって働き続けたい」と考えている方にもオススメです。
向いていない人協調性を大切にしない方には、向かない環境です。各事業所は少人数のチームで動かしているということもあり、「自分の意見ばかり押し付ける」「会社の考え方に共感できない」というスタンスでは、周りにも負担をかけてしまうことになります。