動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
業界でも珍しく、共有持分や借地権付きの土地「底地」を専門で仕入れている同社。借地権とは、第三者の土地を借りて、その土地に自己所有の建物を建てられる権利を指します。つまりひとつの土地に対して所有者と利用者が異なり、権利関係がとても複雑。そのままでは自由な活用が困難なので、一般的な仕入れ業者はあえて「底地」を仕入れることはしないのだそう。ですがそこに目をつけたのが同社です。借地権付きの土地を営業が仕入れた後は、社内の専門の部門が「権利調整」を行うことで、複雑だった利害関係をシンプルに。そして借地権などの問題がなくなった土地として、ディベロッパーに売っているのです。他社が狙わないブルーオーシャンを攻めることで、売上は2021年は61億⇒2022年は60億⇒2023年は67億と右肩上がり。他社とは違う戦略で確かな実績を上げている同社。会社としての基盤は安定していると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい色々な物件を見ているうちに、だんだんと目利きができるようになるそうです。たとえば、ポストにガムテープが貼られている家や、新しめの物件のなかに突如として老朽化したアパートが出現したときなどは「におう…!」と感じるのだそう。実際に土地オーナー様にアプローチしてみた結果、持て余していることがわかったときは、結構見極められるようになってきたと感じられる瞬間です。
また、土地オーナー様に対して、複数の借地人様との交渉を同社が請け負う形でも貢献できたときは、大変喜ばれたそうです。一度培った信頼は、長きにわたって続き、なかには息子さんの代までお付き合いがあるというケースもあるそうです。
また、土地オーナー様に対して、複数の借地人様との交渉を同社が請け負う形でも貢献できたときは、大変喜ばれたそうです。一度培った信頼は、長きにわたって続き、なかには息子さんの代までお付き合いがあるというケースもあるそうです。
厳しさお客様に対して「買って下さい」という営業ではなく、お客様が所有しているモノを「売ってください」という営業。そのため断られることも多く最初はなかなか成果が出なかったりします。諦めずに前を向いて粘り強く取り組める強さが求められます。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎会話のキャッチボールが出来る人
仕事をする中では、先輩、土地オーナー様、不動産業者、法務局の方など、様々な人と関わります。その全てにおいて、こまめな会話が仕事をスムーズに進めるコツとなります。そのため、会話のキャッチボールが出来る人は活躍できるでしょう。
仕事をする中では、先輩、土地オーナー様、不動産業者、法務局の方など、様々な人と関わります。その全てにおいて、こまめな会話が仕事をスムーズに進めるコツとなります。そのため、会話のキャッチボールが出来る人は活躍できるでしょう。
向いていない人△コツコツと粘り強く取り組むことが苦手な人
業者訪問、電話営業、DM作成など様々な方法で営業を行います。基本的に断られることが多いため、何件も何件も粘り強くできないと、成果が出る前に心が折れそうになることもあるでしょう。それができない人にはお勧めできません。
業者訪問、電話営業、DM作成など様々な方法で営業を行います。基本的に断られることが多いため、何件も何件も粘り強くできないと、成果が出る前に心が折れそうになることもあるでしょう。それができない人にはお勧めできません。