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取材から受けた会社の印象
同社は誰もが一度は耳にしたことがあるようなスーパーゼネコンと多数取引しています。なぜスーパーゼネコンと取引できているのか。その理由を取材で探ってきました。特筆すべきことは2つ。1つは、JAB認定範囲が幅広いこと。JAB認定とは国際基準の認定で、受けていないと検査を行なえません。同社はフレッシュコンクリートなど5つを中心に18個の認定を受けています。あらゆる検査にワンストップで対応できるため依頼が続々と寄せられているのだそうです。
そしてもう1つは、徹底した教育。知識が身につく前に1人で現場へ送り出され、施工管理や職人さんの質問に答えられない教育不足の企業も中にはあるそう。知識不足で不備が起こらないよう、同社では先輩が1ヶ月間マンツーマンで指導する体制。その結果、取引先から「松本商事の社員は知識量が豊富」という印象を持たれているそうです。今後も安定した経営が続く企業という印象を受けました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい資格取得によってレベルアップできるやりがいが実感できる仕事だそうです。「コンクリート技士」「コンクリート主任技士」「コンクリート診断士」と、保有資格によってできることが増えるため、やりがいが大きくなっていくのだとか。また、水分量や空気量、塩化物イオン濃度の検査によって、最適な強度と耐久性を持つコンクリートかどうかを検査する仕事は、建物の安全を守っているという点でもやりがいにつながるそうです。
厳しさ現場では、体を動かす仕事が多いそう。コンクリートを測定容器にスコップで流し込んだり、測定容器に流し込んだコンクリートを棒で混ぜてならしたり、測定容器を叩いて空気を抜いたり。これらの作業をかがんだり、しゃがんだりして行なうため、腰に負担がかかる大変さがあるのだとか。1日が終わる頃に腰が重いと感じるのは、日常茶飯事だとおっしゃっていました。
この仕事の向き&不向き
向いている人入社後にイチから知識を身につけ、資格を取得したり、経験を積んだりできる環境です。未経験から手に職をつけ、自分に自信をつけたいとお考えの方に向いています。
向いていない人現場には1人で訪問し、コンクリート試験を行ないます。誰かからの指示を待ってしまうような受身な姿勢の方、計画を立てて行動するのが苦手な方には向いていません。