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取材から受けた会社の印象
川崎工場の事務所にお伺いして最初に目に飛び込んできたのは、壁に貼り出されたお手紙の数々。客室乗務員など、空港で関わる方々から送られたお礼の手紙とのことです。文面を拝見してみると、「離陸まで時間がない中、先回りして搬入物のチェックを済ませてくれた」「以前にチェックミスがあった箇所を覚えていて、注意喚起してくれた」などなど。同社スタッフの皆様が、会社の壁を超えて周りをサポートされている様子がうかがえます。
採用担当の方によると、同じANAグループということもあり、会社や担当の枠を意識せずにサポートしあっているとか。また、飛行機が好きでこの仕事に就いている方が多いため、気心が知れやすいといった面もあるそうです。ANAグループならではの福利厚生として航空券の優待などもあり、皆様でシフトを調整しながら空の旅を楽しんでいるとのこと。「飛行機が好き」「旅行が好き」という方には最高の環境ではないでしょうか。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいANAグループの一員として、飛行機の定時運航を支えるお仕事。ミスや遅れの許されない重要なミッションだからこそ、無事に離陸した時は大きな達成感を得られるそうです。また、覚えることが多い分、自分の成長を感じられる機会も多いのだとか。最初は時間のかかっていたチェック作業が少しずつ短縮できるようになった時や、同僚や客室乗務員の業務を手伝って感謝された時などには、スキルアップを実感できるでしょう。
厳しさ入社したスタッフが最初に戸惑うのが、扱うアイテムの多さだとか。2000以上あるアイテムの名称を覚えてチェックできるようになるまでは、皆さん苦心されているようでした。また、着陸・離陸のスケジュールに合わせて荷物を運び入れるため、限られた時間の中で運転・搭載を行なう緊張感もあるとか。とはいえ、急いだあまりに万が一事故などが起きれば、飛行機が離陸できないという可能性もあります。安全運転とスピーディーな作業のバランスをつかむまでは、それなりに時間がかかりそうです。
この仕事の向き&不向き
向いている人飛行機の運航に欠かせないアイテムを搬送・搭載する仕事。飛行機が好きな方ならやりがいを持って働けるでしょう。また、限られた時間の中での確認事項が多いため、タスク管理がしっかりできて安全かつ正確な作業のできる方なら、同僚や客室乗務員に信頼されるでしょう。
向いていない人扱うアイテム数が多く、略称やチェック方法など覚えることも多い仕事。新しいことを覚えるのが面倒だと感じる方には難しいでしょう。また、日々の業務の中で反省点や改善点を見つけることが求められるため、現状に満足しがちな方は成長が滞る可能性があります。