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取材から受けた会社の印象
今後、毎年100万人以上のペースで増加していく65歳以上の高齢者。歯科医院まで足を運べなくなる人が増え、訪問診療の需要は確実に増加していくと見られています。コーディネーターの仕事は今後ますます必要とされることは間違いありません。
単に診療する場所が異なるだけのように見える外来診療と訪問診療ですが、思っていた以上に違いがあることが取材を通じて分かりました。それは、訪問診療の場合、判断を仰ぐ相手が患者さんご本人とは限らないという点。
たとえば、次回訪問の日程決めといったことに関しても、ご家族含む介護者様の中にいらっしゃるキーパーソンにお伺いしなければならないケースが頻繁にあるとのことなのです。
しかし、毎回診療現場にいらっしゃるとは限らないため、小まめに連絡して連携を取り合うことが重要。そこが、コーディネーターの力量が問われるところでもあるそう。コーディネーターの役割はとても大きいのです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同じ施設やお宅を定期的に訪問することが多いため、患者さんと少しずつ関係性を築いていけるやりがいがあります。歯の治療に関しては、“怖い”“痛い”というイメージを持っている方が多いため、はじめは不安な様子の患者さんもいらっしゃるとのこと。しかし、丁寧に症状を聞いたり声かけを何回も繰り返すうちに信頼を得て「○○さん」と名前を呼ばれたり、「また来てね」と言われるようになることもあります。
厳しさご高齢の方を診療するので、仲良くなった患者さんが体調を崩されたり容体が急変したり、といったこともしばしばあります。いつもの施設やご自宅に訪問した際に、関係者やご家族からそのような事実を告げられた時のショックは、慣れることがありません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎人とコミュニケーションを取るのが好きな方
診療の受付をしたり、症状についてカウンセリングしたり。患者さんとお話する機会は多くあります。また、常に歯科医師・歯科衛生士とともに行動しますので、チームの中でのコミュニケーションも重要です。人の話をしっかり聞いて会話ができる方は向いています。
診療の受付をしたり、症状についてカウンセリングしたり。患者さんとお話する機会は多くあります。また、常に歯科医師・歯科衛生士とともに行動しますので、チームの中でのコミュニケーションも重要です。人の話をしっかり聞いて会話ができる方は向いています。
向いていない人◎臨機応変な対応が苦手な方
事前に診療スケジュールを組み立てていても、急に痛みの発生した患者さんへの対応が必要になることもあります。状況に応じて柔軟に対応することが必要ですので、いつも決まったパターンで仕事をしたいという方には向いていません。
事前に診療スケジュールを組み立てていても、急に痛みの発生した患者さんへの対応が必要になることもあります。状況に応じて柔軟に対応することが必要ですので、いつも決まったパターンで仕事をしたいという方には向いていません。