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取材から受けた会社の印象
取材でお話を伺ったのは、男性2名と女性1名。皆さんとても優しい方で、少数組織ならではの社員同士の距離の近さや温かさを感じました。印象に残っているのは、「自分で調べなくても聞いてくれたら教えるよ」という言葉。中途入社の場合、一般的に自分で調べることが多くなりがちですが、同社は違います。この仕事は、突き詰めていけば国家資格を取得できるほど専門性の高い仕事ですから、入社後は上司や先輩に積極的に質問したり、会社の資料を見て勉強したりすることが欠かせないそうです。一人前になるために多くの知識をつける必要があるため、遠慮せずに聞いてくれれば良いとのことでした。なんでも、同社の方々は全員中途入社者なのだそうです。中途入社者にとって居心地の良い環境があるためか、一度退職した方もほとんど戻ってこられたといいます。同社には、未経験の方や中途入社の方が長く安心して働けそうな環境があると感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい設備管理保守は、マンションやビルの「かかりつけ医」のような存在です。問題のある場所を探し出し、適切な処置を施します。多くの人が建物を安心して利用するために、専門知識を使って陰でサポートしているのです。また、問題が見つかって修繕提案をし、工事を行なうことで自社の収益もアップします。そうした意味で、問題を見つけることは宝探しに似ていると言えます。宝探しのような感覚で楽しみながら日々の仕事に取り組んでいけば、着実に知識が身についていき、会社の業績はもちろん自身の成長も実感できるでしょう。
厳しさ設備の問題を見分ける知識を身につけるためには、場数を踏んで問題だと思われる箇所を撮影し、先輩に見てもらいながら違いを覚えていくしかありません。撮影してきた写真だけで判断できない場合は、もう一度撮影しに行かなくてはならないことがあります。また、給水ポンプなどの点検時には、重いマンホールを空けて中の状態をチェックすることも。夏の暑い日なんかは、体力を使うとのことでした。
この仕事の向き&不向き
向いている人「分からないことは、どんどん聞いてほしい」と同社はお考えであるため、物事に興味関心を持って積極的に質問していける方、好奇心旺盛で新しい知識を得ることが好きな方にピッタリです。その結果として知識を身につけ、資格取得も目指すことができるでしょう。
向いていない人自分で問題を判断して修繕の見積書を作成及び施工ができるようになるまでに、3~5年はかかります。根気強く勉強を続けていくことができない方には向いていないでしょう。