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取材から受けた会社の印象
「パンをお客様の毎日の食卓に」。創業者・入江氏の想いから、1961年にドイツよりマイスターを招聘し、事業の礎を築いたカスカード。海外進出や関東初出店など、時代のニーズに合った店舗展開で、今もなお成長を続けている歴史ある企業だ。同社のこだわりは、日々、おいしいパンづくりを追求していること。パン職人である専務は、頻繁に各店舗に足を運び、社員の声に耳を傾け、品質の向上に努めています。「製パンプログラム」という同社独自の体系だった研修制度があるのも、同社のパンづくりに真摯に取り組む姿勢があるからでしょう。実際、前職でもパン製造をされていた転職者の多くが、同社の研修の充実具合に驚かれるのだとか。「カスカードに入社してから初めて知ったことはとても多い」と言う方も少なくないようです。経験者も認める同社であれば、未経験からでも着実にチカラをつけていけるでしょう。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいパンは主食であり、日常性の高い食品です。自身でつくったパンでお客様に喜んでもらえたときは、この仕事に対してこれ以上ないほどのやりがいを感じられるとのこと。また、手や水の温度、気温、湿度など様々な環境の影響を受けるパンづくりは、こだわればこだわるほど奥が深く、パンづくりは一生をかけられるお仕事だといえるでしょう。
厳しさパンづくりでは、約15kgのパン生地が入ったケースを持ち運びするなど、体力も重要となります。また、食品をつくっているため、衛生管理に対して厳しい目で取り組む必要があるお仕事です。
この仕事の向き&不向き
向いている人パンづくりで必要な知識や技術を学んだり、焼くごとに材料の配合を検討したり、細かいところまでこだわってパンをつくります。モノづくりへの興味がある人や知的好奇心が旺盛な人に向いています。
向いていない人一人で黙々とパンづくりに没頭する環境ではありません。仕込み~焼成まで、後の工程へバトンをリレーする中、生地の状態や時間管理(段取り)をすり合わせる必要があり、チームワークを大切にしながらパンづくりを進めます。協調性に乏しいと、より良いパンづくりはできないでしょう。