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取材から受けた会社の印象
1922(大正11)年に事業を開始した同法人。現在は、母子生活支援施設の運営、一時預かり保育、ファミリー・サポート事業など、多岐にわたる事業を行なっています。その根底にあるのが、「震災・戦争で父親や夫と離れ離れになった母子家庭を応援したい」という、創設者から受け継がれてきた思い。行政と連携した取り組みを多く行なうことができるのも、長い歴史のなかで信頼を得ているからではないでしょうか。
母子家庭にまつわるさまざまな問題については、報道などで目にしていた取材者でしたが、こうした家庭を支援する事業については、この取材まで詳しい知識がありませんでした。母子家庭が少なからずおかれている状況の深刻さを知って驚くとともに、こうした家庭を支援する存在の大切さを実感しました。子育てに悩む家庭にとって、今後も重要な存在であり続けるであろう同法人。大きな社会貢献性のある仕事だと感じた取材でした。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい悩みを抱えるお母さんと子どもに寄り添って課題を解決する役割を果たしている同法人。自立していく母と子を見守る事で、社会に貢献している実感を得ることができるでしょう。
たとえば、2年間の入所を経て社会復帰した、あるお母さんの場合。入所したときには落ち込んでいた様子だったのが、今ではしっかり家事・育児・仕事を両立しているとのこと。退所後に遊びに来てくれることも多く、「ここがあったから、自立できた」と感謝されたときなどは、スタッフとしてもうれしくなるのだそうです。
また、利用開始時にはお母さんとけんかばかりしていた小学生の子どもの場合。スタッフがお母さんと子どもの言い分を聞いたうえで、間に入って折り合いをつけてあげたのだとか。加えて、学童保育を通していろいろな体験をしてもらい、自分でできることを増やして自信につなげていったのだそうです。自分のことを自分でできるようになったことで、お母さんのお手伝いをしたり、自分の気持ちをしっかり伝えられるようになったのだとか。こうした成長を見守れるのも、この仕事の魅力です。
たとえば、2年間の入所を経て社会復帰した、あるお母さんの場合。入所したときには落ち込んでいた様子だったのが、今ではしっかり家事・育児・仕事を両立しているとのこと。退所後に遊びに来てくれることも多く、「ここがあったから、自立できた」と感謝されたときなどは、スタッフとしてもうれしくなるのだそうです。
また、利用開始時にはお母さんとけんかばかりしていた小学生の子どもの場合。スタッフがお母さんと子どもの言い分を聞いたうえで、間に入って折り合いをつけてあげたのだとか。加えて、学童保育を通していろいろな体験をしてもらい、自分でできることを増やして自信につなげていったのだそうです。自分のことを自分でできるようになったことで、お母さんのお手伝いをしたり、自分の気持ちをしっかり伝えられるようになったのだとか。こうした成長を見守れるのも、この仕事の魅力です。
厳しさ入所される世帯は、さまざまな問題を抱えています。そのため、細かな気配りをもって支援をしていく必要があります。実務的な支援だけでなく、心のケアを意識した対応が求められるでしょう。十分な経験のある方でも、悩むことは多いとのこと。職員と相談・連携をせず、独断で対応してしまうと、思わぬ結果を招くかもしれません。
この仕事の向き&不向き
向いている人社会的ニーズに基づいて、行政から委託を受けている事業に携わり、社会問題を解決するために重要な役割を担うことになります。社会貢献性の高い仕事、社会に求められている仕事をしたいという方に向いています。
向いていない人さまざまな問題を抱える方々に対し、長期間にわたり支援を続けていく仕事です。同法人は、「こどもと親の、ありのままを受け入れる」「あきらめない」という考え方を大事にしています。そのため、自分で業務内容を選びたい方、ものごとに飽きやすい方には向いていないでしょう。