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取材から受けた会社の印象
2005年に2万5000人以上いた路上生活者は、2016年には6000人に減少したといいます。が、実はネットカフェや友人知人宅を転々とする、潜在的ホームレスと呼ばれる人が、相当数存在していると考えられています。現在では、若年層の利用者が増加。また、DV被害などを理由に、支援を必要とする女性が年々増えているそうです。そんな生活困窮者に向けて、自立支援を行なう特定非営利活動法人エス・エス・エス。2000年の設立以降、2万8000人以上の方の自立を実現してこられました。住民票の異動や各種手続きといった表面的なサポートだけではなく、コミュニケーション機会の創出や生きがいづくりなどにまで注力。その結果、2016年には利用者の97%が行政からの紹介と、同法人に対する認知度や信頼度が高まっています。同法人の社会的な影響を実感した取材となりました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい仕事の進め方も動き方も組織という固いイメージにとらわれず、自分自信の考えや発想で進めていくことができます。最大限の裁量が与えられているので、「担当する施設のスタッフにはいつも幸せであってほしい、施設の利用者さんにはハードもソフトも居心地の良いものであって欲しい。」こうした理想を自分の力で具現化できるのが、この仕事の一番のやりがいです。担当施設の良好な運営が、結果として施設を利用する方々の豊かさにも繋がっていく。ここに、エリアマネージャーとしての醍醐味があります◎
厳しさトップダウンで指示をするというやり方では反発が生まれ、マネジメントが上手くいかないことがあります。施設スタッフをはじめとした関係者と、主体的に向き合いながら根気強く信頼関係を築いていく必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人どうすれば、担当施設をより良い形に変えていけるかを考え続けていかなければなりません。そのため、より良いアイデアや企画をボトムアップで自ら実行していきたい人に向いている仕事です。
向いていない人施設スタッフ、行政などの相手に対してさまざまなやりとりをしながら仕事を進めていきます。そのため、コミュニケーション能力に自信がない人や人と接することが苦手が人には向いていません。