動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
同社が展開しているのは、海外から年間1000タイトルを超えるテレビ番組の映像を仕入れ、日本国内の局に配給するサービス。膨大な映像を仕入れるためには契約料や手数料等のコストもかかるのでは…?と考え、取材時に質問してみました。するとやはり、利益率の低いビジネスモデルではあるとのこと。しかしその分、新規参入してくる企業は昔から少なく、競合は現在でも数社程度。同社は業界の草分け的存在なので、テレビ局や制作会社とのつながりも強く、競合にシェアを奪われることなく安定した取引を継続できているのだといいます。
加えて、日本国内のテレビ番組よりもコストがかかっている海外の映像は、視聴者からの人気も高いそう。テレビ局や制作会社が海外の局と契約を結び、使用許諾をとり…という手法をとると手間がかかりすぎるため、面倒な手続きを代行してくれる同社は非常に重宝されているのだそうです。同社の安定の秘密がよく理解できました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい求められている映像をピンポイントで見つけ出し、その魅力を思ったとおりに伝えられたときに誇らしさを感じられるでしょう。お取引先のプロデューサーやディレクターの多くは、多忙なうえに英語力には自信のない方がほとんど。何を話しているのか、どこが見どころか分からない映像を、1本ずつチェックしている時間はありません。「今度の特集に向けて、こんなテーマの映像を探しているんだけど…」といった相談に応じてニーズに合うものを探しだし、笑えるシーンや涙を誘うシーンなど、演出の肝となるポイントをしっかり表現した資料をつくれるかどうかが重要なのです。
本編中の起承転結の構成や盛り上がるポイント、言葉のニュアンス、登場人物のテンション…。細かな感情の変化やリアクションについて、もとの映像が想像できるように訳せば、それをヒントに演出を盛り上げるテロップや吹き替えの声がつきます。詳細まで丁寧に資料をつくり込むため、実際の番組づくりの最中にあなたが作った資料が参考にされることも。テレビ業界で働く人たちや視聴者の求めているものを把握し、使いやすい資料が作れるようになるほど、業界で活躍する方々から頼りにされるように。「なんかおもしろい番組、ない?」なんて相談まで名指しで持ちかけられるようになったときには、信頼を勝ち取った証拠です。番組づくりの一員として活躍しているという実感が得られるでしょう。
本編中の起承転結の構成や盛り上がるポイント、言葉のニュアンス、登場人物のテンション…。細かな感情の変化やリアクションについて、もとの映像が想像できるように訳せば、それをヒントに演出を盛り上げるテロップや吹き替えの声がつきます。詳細まで丁寧に資料をつくり込むため、実際の番組づくりの最中にあなたが作った資料が参考にされることも。テレビ業界で働く人たちや視聴者の求めているものを把握し、使いやすい資料が作れるようになるほど、業界で活躍する方々から頼りにされるように。「なんかおもしろい番組、ない?」なんて相談まで名指しで持ちかけられるようになったときには、信頼を勝ち取った証拠です。番組づくりの一員として活躍しているという実感が得られるでしょう。
厳しさ資料は簡潔でわかりやすく、かつ詳細でなければいけません。情報の取捨選択を正しく行なうためにはコツがいります。初めのうちは社長や先輩社員からなかなかOKが出ず、何度も書き直しをしなければならないため、思うように仕事が進まずストレスを感じることもあるでしょう。慣れてきてからは、一定のクオリティを保ちながら、複数の資料を並行して作らなければいけなくなります。1本30分~60分の動画を見て、メモをとって、構成を決めて、本文を書いて…という作業を、忙しいときには1日で3本分こなすことも。合間に映像のデータ化や、来客対応をすることもあります。時間の使い方を工夫しなければ、あっという間に手一杯に。時間に追われていてもそれを言い訳にせず、きちんとタスクをコントロールして一定以上のクオリティのものを仕上げ続けなければなりません。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎相手の気持ちを汲み取って動ける人
一緒に働くプロデューサーやディレクター、テレビの向こうの視聴者など、さまざまな人の気持ちに配慮して提案することが喜ばれる仕事です。ちょっとした気配りや、受け手がどう感じるかを意識したコミュニケーションが取れる方なら、活躍できるでしょう。
一緒に働くプロデューサーやディレクター、テレビの向こうの視聴者など、さまざまな人の気持ちに配慮して提案することが喜ばれる仕事です。ちょっとした気配りや、受け手がどう感じるかを意識したコミュニケーションが取れる方なら、活躍できるでしょう。
向いていない人△海外番組も含めたテレビ番組に対して興味がない方
業務を進めていくうえでどこにこだわればいいか分からなくなることもあり、仕事に身が入らないかもしれません。
業務を進めていくうえでどこにこだわればいいか分からなくなることもあり、仕事に身が入らないかもしれません。