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取材から受けた会社の印象
1862年(文久2年)、同社は絹織物製造業を営む会社として創業しました。それから日本の女子学生服の洋装化が始まった1918年から、学生服メーカーとして学生服の歴史を共に歩み続けています。
そんな同社は、ブレザースタイルの制服をいち早く定着させるなど、新たな取り組みを続けてきました。また、最近ではLGBTQに配慮した、体のラインが気にならないジップアップフードスタイルの制服を提案し、好評を得ています。
代表が挑戦を好む性格で、今後もSNS広報の強化など、他の制服メーカーが取組んでこなかったことも手広く挑戦していきたいそうです。現在は20名ほどの会社であるため、風通しも良く新たな取り組みもしやすいとか。だからこそ、あなたの積極的な発信も歓迎するとのこと。このように変化を続ける同社では、今後の将来も見据えて働けそうだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■自分の手がけた制服が形になる喜び
新しい制服を提案して決まったときや、自分たちが手がけた制服を着た生徒を街なかで見たとき、生徒が喜ぶ姿を見たときに嬉しくなるそうです。
<先輩に「印象深い仕事の話」を伺いました!>
ある女子校が共学になるため、制服をリニューアルするというときの話です。キリスト教の私立校で「淑女を育てる」ことを重んじていたので、この理念に沿って、上品さや知性を表現した共学の制服をつくりたいと思いました。そこで、生地は高品質なものを、ブレザーの襟には校章に合わせた綺麗な色の線をあしらい、色合いが上品に見えるよう工夫したそうです。
納品まで約1年半ほどかかったので、完成したときの達成感はひとしおでした。街を歩いていたら自分の手がけた制服を着た生徒をよく見かけます。この制服が今後10年、20年と着られ続けると思うと感慨深いものです。また、私の考えた制服で入学志望者が増え、先生方から感謝の言葉をいただけたことも嬉しかったです。
新しい制服を提案して決まったときや、自分たちが手がけた制服を着た生徒を街なかで見たとき、生徒が喜ぶ姿を見たときに嬉しくなるそうです。
<先輩に「印象深い仕事の話」を伺いました!>
ある女子校が共学になるため、制服をリニューアルするというときの話です。キリスト教の私立校で「淑女を育てる」ことを重んじていたので、この理念に沿って、上品さや知性を表現した共学の制服をつくりたいと思いました。そこで、生地は高品質なものを、ブレザーの襟には校章に合わせた綺麗な色の線をあしらい、色合いが上品に見えるよう工夫したそうです。
納品まで約1年半ほどかかったので、完成したときの達成感はひとしおでした。街を歩いていたら自分の手がけた制服を着た生徒をよく見かけます。この制服が今後10年、20年と着られ続けると思うと感慨深いものです。また、私の考えた制服で入学志望者が増え、先生方から感謝の言葉をいただけたことも嬉しかったです。
厳しさ■追加で生産する際のプレッシャーがあります。
次年度に入学する生徒数を予測することは困難です。受験が終わるまで、どれだけの量の制服が必要なのか明確には分かりません。また、採寸した結果「大きい学生が多い」「小さい学生が多い」といったことが分かるケースもあるといいます。不足が発生すれば素早く発注し、追加の生産を進めなければなりません。入学式に間に合わせなければならないというプレッシャーや責任の重さは仕事の厳しさとなるでしょう。
次年度に入学する生徒数を予測することは困難です。受験が終わるまで、どれだけの量の制服が必要なのか明確には分かりません。また、採寸した結果「大きい学生が多い」「小さい学生が多い」といったことが分かるケースもあるといいます。不足が発生すれば素早く発注し、追加の生産を進めなければなりません。入学式に間に合わせなければならないというプレッシャーや責任の重さは仕事の厳しさとなるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人◎丁寧なヒアリングができる方
制服は、学校に通う生徒の方々が身に付ける大切なもの。校風や理念を反映した理想の制服をつくれるよう、丁寧なヒアリングが欠かせないとのこと。丁寧なヒアリングができる方は向いているでしょう。また、お客様との関係構築が得意な方は向いているお仕事です。
制服は、学校に通う生徒の方々が身に付ける大切なもの。校風や理念を反映した理想の制服をつくれるよう、丁寧なヒアリングが欠かせないとのこと。丁寧なヒアリングができる方は向いているでしょう。また、お客様との関係構築が得意な方は向いているお仕事です。
向いていない人△気持ちの切り替えが苦手な方
制服をリニューアルする際のコンペ等で、徹底的に事前準備したものの上手くいかないことはあるそう。その際、落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、切り替えることが大事です。気持ちの切り替えが苦手な方や、失敗を恐れてしまう方は向いていません。
制服をリニューアルする際のコンペ等で、徹底的に事前準備したものの上手くいかないことはあるそう。その際、落ち込んでしまうこともあるかもしれませんが、切り替えることが大事です。気持ちの切り替えが苦手な方や、失敗を恐れてしまう方は向いていません。