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取材から受けた会社の印象
2011年に設立された『MAISON CACAO』。ラグジュアリーブランドを目指して、お客様に「驚き」を届けるスイーツを提供しています。
質の高さには定評があり、即位の礼やG20大阪サミットでは要人への手土産として提供されました。また、飛行機のファーストクラスのおもてなしとしてふるまわれたことも。世界的な品評会ではトップクラスの評価を受け、チョコレート市場で注目を集めています。
高い評価の理由は、素材への並々ならぬこだわりがあるからです。カカオは、コロンビアにある2000軒の自社管理農園で栽培。その結果、カカオ豆全体の9%しかないと言われる希少な豆を扱うことができ、味わい深い同社のチョコレートの味につながっています。
さらにフルーツなどの素材は、顔を合わせた相手から購入するというこだわりもあります。パティシエが仕入れから一貫して携わるからこそ、質の高いスイーツを提供できるのだと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい■素材選びからこだわれること。
同社は「素材が8割」と考えており、自分たちでカカオ農園を運営したり、パティシエが素材を探しに農家へ行ったりすることにこだわっています。
例えばメロンの生チョコレートの素材には、甘みと香りの強さが特徴的な希少品種「キングメルティ」を使用。パティシエは仕入れるために、北海道富良野の農家を訪問しました。農家の方は、「果物は生で食べる以上においしい食べ方はない」と考えており、最初から歓迎ムードではありませんでした。
しかし直接素材へのこだわりを伝え、1玉わけていただけたそうです。そのメロンをもとに、試作品を製造。2年かけてメロンを食べているかのような味わいを完成させ、それ以来その農家では同社のために「キングメルティ」を栽培しています。
直接農家を訪問し、顔をあわせてお互いのこだわりを伝えるからこそ、素材の良さや美味しさを引き出すアイデアが生まれます。素材探しに出かけるのは、同社ならではの面白さです。
■早くから開発に挑戦できること。
バレンタイン、クリスマス、周年、季節イベントなど様々なシーンにあわせて新作の開発を行なっています。また、2024年には、生チョコレート100種類目のフレーバーを発売。お客様に新しい体験を届けるため、新作リリースが多く、かつ早いのがメゾンカカオの特徴です。
こうした環境があるからこそ、入社直後から新商品を提案することができます。パティシエ経験者の方は、入社後約半年~1年で自身のアイデアを活かした商品を生み出すことも。店舗に立つプレゼンターから、「お客様が感動していた」という話を聞いたときに、大きな達成感を感じられます。
同社は「素材が8割」と考えており、自分たちでカカオ農園を運営したり、パティシエが素材を探しに農家へ行ったりすることにこだわっています。
例えばメロンの生チョコレートの素材には、甘みと香りの強さが特徴的な希少品種「キングメルティ」を使用。パティシエは仕入れるために、北海道富良野の農家を訪問しました。農家の方は、「果物は生で食べる以上においしい食べ方はない」と考えており、最初から歓迎ムードではありませんでした。
しかし直接素材へのこだわりを伝え、1玉わけていただけたそうです。そのメロンをもとに、試作品を製造。2年かけてメロンを食べているかのような味わいを完成させ、それ以来その農家では同社のために「キングメルティ」を栽培しています。
直接農家を訪問し、顔をあわせてお互いのこだわりを伝えるからこそ、素材の良さや美味しさを引き出すアイデアが生まれます。素材探しに出かけるのは、同社ならではの面白さです。
■早くから開発に挑戦できること。
バレンタイン、クリスマス、周年、季節イベントなど様々なシーンにあわせて新作の開発を行なっています。また、2024年には、生チョコレート100種類目のフレーバーを発売。お客様に新しい体験を届けるため、新作リリースが多く、かつ早いのがメゾンカカオの特徴です。
こうした環境があるからこそ、入社直後から新商品を提案することができます。パティシエ経験者の方は、入社後約半年~1年で自身のアイデアを活かした商品を生み出すことも。店舗に立つプレゼンターから、「お客様が感動していた」という話を聞いたときに、大きな達成感を感じられます。
厳しさ■新商品を考え続けること。
「素材を活かすために、チョコレートの酸味・苦みの配分はどうしたらいいか」「果物本来の味を引き出すためには、どう加工するのがいいか」など、お客様が驚くような商品をつくるには、考え続ける必要があります。また、仕事中だけでなく、プライベートでもふとした瞬間に頭をよぎることもあるそう。試行錯誤を続けることは楽しい一方で、生みの苦しみがあるのも事実です。
■素材本来の味を再現すること。
早期から新商品を提案することはできますが、採用されるためには、『MAISON CACAO』らしさが重視されています。素材の味は活かされているのか。ハーモニーや物語を感じられるかなど。ブランドの抽象的なイメージを味で再現する難しさを感じるそうです。また、提案が採用されなかった際には、FBを踏まえて商品をブラッシュアップします。「驚きを届ける」ために、時間も手間もかける必要があります。
「素材を活かすために、チョコレートの酸味・苦みの配分はどうしたらいいか」「果物本来の味を引き出すためには、どう加工するのがいいか」など、お客様が驚くような商品をつくるには、考え続ける必要があります。また、仕事中だけでなく、プライベートでもふとした瞬間に頭をよぎることもあるそう。試行錯誤を続けることは楽しい一方で、生みの苦しみがあるのも事実です。
■素材本来の味を再現すること。
早期から新商品を提案することはできますが、採用されるためには、『MAISON CACAO』らしさが重視されています。素材の味は活かされているのか。ハーモニーや物語を感じられるかなど。ブランドの抽象的なイメージを味で再現する難しさを感じるそうです。また、提案が採用されなかった際には、FBを踏まえて商品をブラッシュアップします。「驚きを届ける」ために、時間も手間もかける必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人■さまざまなものに興味関心が持てる方
「チョコレートが焙煎される様子を見たい」「生産者から栽培のこだわりを聞きたい」と興味を持つことが、素材を活かす第一歩です。また提供するお皿や空間にもこだわるなど、興味関心の幅が広い方は活躍できます。
■自ら行動できる方
「素材を探すために、北海道や沖縄へ行く」「最適な焼き加減を学ぶために、自分から先輩にアドバイスを求める」など、主体的に動ける方は向いています。
「チョコレートが焙煎される様子を見たい」「生産者から栽培のこだわりを聞きたい」と興味を持つことが、素材を活かす第一歩です。また提供するお皿や空間にもこだわるなど、興味関心の幅が広い方は活躍できます。
■自ら行動できる方
「素材を探すために、北海道や沖縄へ行く」「最適な焼き加減を学ぶために、自分から先輩にアドバイスを求める」など、主体的に動ける方は向いています。
向いていない人■仲間を思いやることができない方
当社は、「どんな人と働くか」を大切にしており、部活動などを通じた交流も盛ん。「どの店舗の人も優しく温かい」と話す社員も多いです。そのため、「相手を尊重できない」「人と関わることが苦手」という方は向いていません。
当社は、「どんな人と働くか」を大切にしており、部活動などを通じた交流も盛ん。「どの店舗の人も優しく温かい」と話す社員も多いです。そのため、「相手を尊重できない」「人と関わることが苦手」という方は向いていません。