前職では、フィリピンを事業地とする日本のNGOで国際協力活動に従事していました。都市・農漁村地域の厳しい家庭環境にある子どもたちや女性にたいして、教育や仕事の機会づくりをしていました。
学生時代から「労働に関わる課題」に関心を寄せていました。海外にルーツをもつ移住労働者、特に外国人技能実習生をとりまく人権問題や労働問題に強く心を揺さぶられ、日本語教師の資格を取得。日本語教師やNGO職員として働くなかで、より「労働に関わる課題」の解決に携わりたいという思いが膨らんでいきました。
そんな中、出会ったのがこの研究所。労働組合とのつながりが強く、自分の興味ともマッチしていたので入所を決めました。
労働政治研究事業部 営業(オルグ)
竹内 彩帆
1990年生まれ、三重県出身。2020年7月に入所。前職は国際協力NGOでフィリピンの女性の仕事づくりに携わる。趣味はギターと仕事終わりの散歩。サンバやボサノバといったブラジル音楽を演奏している。
前職 |
団体・連合会・官公庁・独立行政法人業界
NPO・NGO職員
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転職後 |
団体・連合会・官公庁・独立行政法人業界
法人営業
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転職理由と、この会社に決めた理由
仕事の感想と、入社してよかった点
入所前とのギャップは、良い意味で思っていた以上に挑戦できる幅が広いこと。企画力やプロジェクト遂行力があれば、新しいプロジェクトを設立できます。同時に、プロジェクトを行なうには建付けにはじまり、運営方法、情報収集や発信の方法、財務を考える必要もあります。まさに「事業をプロデュースする」という言葉がぴったりです。
今後はより、市民社会組織(CSO)の運動に活きるような調査研究へウィングを拡げていきたいです。今年、近畿の労働組合とCSOと共に、労働組合員の社会貢献や社会参加にかんするアンケートを設計・実施しました。得られた結果を踏まえて、今後労働組合とCSOの協働を強めるような調査研究ができたらと。
労働組合のみならず、CSOとのつながりも少しずつ増えています。調査によって人々のくらしや仕事をよくしていくのに寄与する調査研究の種を見つけたり提案したりできるのが、営業(オルグ)の醍醐味だと思います。
今後はより、市民社会組織(CSO)の運動に活きるような調査研究へウィングを拡げていきたいです。今年、近畿の労働組合とCSOと共に、労働組合員の社会貢献や社会参加にかんするアンケートを設計・実施しました。得られた結果を踏まえて、今後労働組合とCSOの協働を強めるような調査研究ができたらと。
労働組合のみならず、CSOとのつながりも少しずつ増えています。調査によって人々のくらしや仕事をよくしていくのに寄与する調査研究の種を見つけたり提案したりできるのが、営業(オルグ)の醍醐味だと思います。
中途入社だから分かる社風・カルチャー
労働政治研究事業部には4名在籍しています。私が入所した時は感染症流行の真っただ中でしたが、オンライン上でミーティングやチャットなどコミュニケーションが盛んだったので、そこまで孤独感を味わうことはありませんでした。
教育も対面で教えてもらう日や、電話で教えてもらったりと工夫していただき、着実に業務を覚えていけましたね。クライアントとのミーティングもオンライン上で行ない、先輩が同席してくださったので安心でした。
わたしは調査研究の専門家(研究員)ではありません。だからこそクライアントの目線をもちながら、研究員とクライアントの間に立ち、その間で「自分にできること」を常に探しています。また、日々クライアントにお話を伺いながら「課題解決につながる提案はできないだろうか?」とアンテナを張っています。社会課題の解決に関心のある方や、「このような世の中にしたい」と熱い思いを持つ方に、ぜひ来ていただきたいです。
教育も対面で教えてもらう日や、電話で教えてもらったりと工夫していただき、着実に業務を覚えていけましたね。クライアントとのミーティングもオンライン上で行ない、先輩が同席してくださったので安心でした。
わたしは調査研究の専門家(研究員)ではありません。だからこそクライアントの目線をもちながら、研究員とクライアントの間に立ち、その間で「自分にできること」を常に探しています。また、日々クライアントにお話を伺いながら「課題解決につながる提案はできないだろうか?」とアンテナを張っています。社会課題の解決に関心のある方や、「このような世の中にしたい」と熱い思いを持つ方に、ぜひ来ていただきたいです。