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取材から受けた会社の印象
ラミネート機を提供しているのが同社です。馴染みがない分野のため、市場の動向が気になるところではないでしょうか。取材で探ってみると、今後さらに需要が見込めることがわかりました。
ラミネート技術は、半導体製造に不可欠といいます。家電や車など身近なものに搭載されているのが半導体です。最新テクノロジーとして注目を集めるIoTや5G、AIにも欠かせません。端末や通信ネットワーク、サーバーなどの機器に搭載する必要があるからです。半導体の需要の高まりとともに、ラミネート機の必要性も増していくといわれています。
半導体製造のラミネート機の導入数において、同社は業界シェアトップクラス。お客様ごとの要望に応えられる技術を評価され、大手メーカー各社に導入されています。実際、「この仕様はエム・シー・ケーさんしかできないよ」とお客様から言われることは少なくないのだとか。同社の事業は、今後さらに拡大していきそうです。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがいお客様と打ち合わせして機械の仕様を考え、図面に描き、実際に稼働するところまで携わるのが、機械設計です。イチから生み出した機械は、様々な分野のメーカーで使われることになります。実際、同社の機械は、スマホ、4Kテレビ、PC、プリンター、カメラ、車、カーナビ、時計、文具、牛乳パックなど、あらゆる製品を製作するため、数々の大手メーカーに導入されてきました。私たちが身近で使っている製品に、実は同社のラミネート機が関わっていることは大いにあり得ます。業界トップクラスのシェアを誇る同社だからこそ、その可能性は高いでしょう。日常生活の中で、自分の仕事の成果を感じられる機会は多そうです。
厳しさ機械導入までのスピードが求められ、複数の案件を並行して進めていくことになるため、スケジュールに余裕はありません。いつまでに仕様を確定させ、何の部品から作図を完了させて製造依頼を出していくのか、細かくスケジュールを立てる必要があります。
この仕事の向き&不向き
向いている人携わるのは、作図だけといった一部の工程ではありません。機械の仕様を考え、図面に描き、組み立てられた機械の動作チェックにも関われます。一貫して携われる環境で働きたい方にオススメです。
向いていない人同社の機械が導入される先は、全国各地。2ヶ月に1~2回の頻度で出張があります。出張の目的は据え付けの立ち合い。そのため、1回の出張による滞在期間は2週間程度になるのだとか。こうした働き方に抵抗がある方には向かないでしょう。