PL・PM・PMOのWEB履歴書作成のポイント

  • ポイント1

    採用担当者が見るのはココ!

    ・ 開発実績(開発規模など)
    ・ 経験業務(経験がある工程)
    ・ マネジメント経験
  • ポイント2

    「開発実績」は羅列するのではなく、要約する形でまとめよう

    経験したプロジェクトの数が多くなるほど、読み手がすべてのプロジェクト内容に目を通すのは大変になります。場合によっては、特にアピールしたい箇所が見落とされてしまうことがあるかもしれません。

    読み手の理解を得るためにも「開発実績」は要約して書くことをおすすめします。なお、特にアピールしたいプロジェクトがある場合、1~3件程度であれば詳しく記載しておきましょう。
  • ポイント3

    実績も具体的にアピールしよう

    プロジェクトリーダーやプロジェクトマネージャーなどの上位職経験者には、企業は「技術力」よりもプロジェクトをうまく遂行して、きちんとプロジェクトで利益をあげる「マネジメント力」に着目する傾向があります。

    そのため、実績としてプロジェクトの「納期遵守率」「黒字達成率」などをアピールしておくと効果的です。

PL・PM・PMOの職務経歴サンプル

職務経歴
エン・システム株式会社
勤務期間2012(平成24)年4月現在(2年6ヶ月在籍)従業員数350名雇用形態正社員部署/役職リーダー
職歴概要
●プロジェクトマネージャー、プロジェクトリーダー、SE(2012年4月~現在)

[所属歴]
2008年4月 入社、システム開発部に配属
2011年4月 リーダー職に昇格(部下3名)

[担当業務]
・コーディング
・システムテスト(単体・結合)
・デバッグ
・ドキュメント作成

[担当業務]
・業務分析
・要件定義
・基本設計
・詳細設計
・コーディング
・システムテスト(単体・結合)
・運用設計
・プロジェクトマネジメント(予算・工程・品質管理)
・顧客折衝

[担当プロジェクト]
▼製造業 生産管理システム(2011年4月~2012年3月)
規模:10名
受注金額:1億円
開発環境:Windows、Oracle、SAP、ABAP
プロジェクトマネージャーとして、要件定義およびプロジェクトの管理を担当。
予定通りのスケジュールでカットオーバーすることに成功しました。
ここがポイント!
開発規模はサンプルにある「開発人員数」「受注金額」以外に、「プロジェクトの人月数」で書き表してもOKです。


▼製造業 設計図管理システム(2010年11月~2011年3月)
規模:5名
開発環境:Windows、Oracle、Java
開発チーム(3名)のリーダーとして、プロジェクトマネージャーを補佐。
詳細設計以降の工程、プログラマの開発管理・教育指導を担当しました。

▼その他主な経験プロジェクト
・製造業/物流管理・倉庫管理システム
・小売業/販売管理システム
・小売業/人事管理システム
・通信販売業/イントラネットシステム

※延べ15件のプロジェクトに参加。うち1件をプロジェクトマネージャーとして、4件をプロジェクトリーダーとして担当。

[開発規模]
・プロジェクトメンバー数/3~10名
・開発期間/2~12ヶ月

[開発環境]
・OS/Windows、UNIX(Solaris)、Linux(RHEL)
・DB/Oracle
・言語/Java、Javascript、PHP、C、C#、ABAP
・パッケージ/SAP

[実績]
・プロジェクトマネージャーとして担当した案件は、黒字化・期日通りの開発に成功
・テストツールの導入により、テスト工程の作業効率を15%改善
ここがポイント!
複数のプロジェクト管理経験がある場合は、「スケジュール遵守率」「予算遵守率(黒字化率)」などもアピールの材料になります。


[マネジメント経験]
プロジェクトマネージャー・プロジェクトリーダーとして、2~9名のメンバーマネジメントを経験しました。プロジェクトごとにメンバーの顔ぶれが入れ替わるため、それぞれのメンバーがどんなスキルを持っているかをしっかり把握し、スキルに見合った仕事の割り振りをすることを心がけました。

[アピールポイント]
プロジェクト管理スキルを向上させるため、プロジェクトマネージャ試験の勉強に取り組んでいます。将来的には、PMPの取得にも挑戦したいと思います。