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2019/12/27

早く「不動産のプロ」になりたい一心で、決めた転職。
目指すは「社長を務める父」を超えること。

富田 悠介さんの転職体験記
富田 悠介Yusuke Tomita(24歳)
  • 転職前リフォームの営業 兼現場監督
  • 転職後戸建住宅の営業
  • 転職活動期間3ヵ月
  • 応募社数1
  • 面接社数1
この体験記のポイント
  • 建築系の専門学校を中退し、父が営むリフォーム会社へ就職。営業も現場監督も務め、多忙な日々を送る。
  • 「早く不動産のプロになりたい」という想いから、転職を決意。経験を積めそうな少数精鋭の会社を選んだ。
  • 入社して約2年で、営業のNo.2、そして主任へ。自分の成長が、会社の業績拡大に反映されることが嬉しい!

父に憧れ、不動産の道へ。早く一人前になりたくて、父の会社で修行。

前職は、父が営むリフォーム会社で約3年働いていました。元々は建築系の専門学校生だったのですが、学ぶだけでは意味がないと思うようになって。早く現場に出たいという想いが強くなったので中退し、父の会社へ迎え入れてもらいました。

思えば、幼い頃からリフォーム会社を営む父に憧れていたのだと思います。体育会系のメンバーが揃う50名ほどの会社で男社会の先頭を走り、従業員から尊敬の眼差しを向けられる。そんな父がかっこいいと思っていました。不動産の道を選んだのは、父の影響がきっと大きいですね。

父の会社では、営業から引き渡しまでのすべてを担当していました。問い合わせを受けたら現場を見に行って提案を行ない、契約をいただけたら、工事の手配、現場監督、仕上がりの確認まですべて自分が担当。内容は、家の骨格以外のすべて変えるフルリフォームといった大きなものから、エレベーターの設置、階段への手すりの取り付けまでさまざまでしたね。依頼をもらうのはだいたい月20~30件。休みは少なく、朝から深夜まで働くこともありました。そんな甲斐あって、3年ほどで住宅の構造などの基本知識を身につけることができました。同時に、リフォームだけではなく、不動産全体に詳しくなりたい、もっと成長したいという想いが膨らんでいき…。私は、父の会社を離れることにしました。

重視したのは「不動産のプロに早くなれる環境なのか」。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
不動産業界へ進むという意志が明確だったので、応募するかの判断軸にしていたのは「早く不動産のプロになれる環境なのか」という点でした。具体的には、少数精鋭の会社がいいと考えていました。小さな会社の方が、会社のトップとの距離が近く、視点やビジネス感覚が学べる。直接アドバイスがもらえる。また任されることも多く、積める経験が多い分、成長が早そうだと考えました。

一方で、従業員数が少ないだけでは意味がない、切磋琢磨できる環境がいいとも思っていました。友人の紹介で1社受けたのですが、和気あいあいとした環境で働くのは自分には違うと感じたんですよね。同僚や先輩をライバルとして、営業成績で負けないようにしたいと考えました。

その中でリアルフェイスに惹かれたのは、求人内に「神奈川で最大級のプロジェクトが始動する」という一文があったためです。入社してすぐにスケールの大きなプロジェクトを経験できるなんて貴重。ここでなら、スピーディに成長していけると期待できました。就職活動を経験していなかったので不安はありましたが、応募してみることに。書類選考、面接とスムーズに進み内定をいただきました。

入社の決め手になったのは「期待通り、成長できる環境がある」と思えたから。面接で、これから始まる「神奈川の大規模プロジェクト」の話をしてもらい、こんなチャンスなかなかないと思いました。入社直後からスケールの大きな仕事を担える分、成長が早そう。そこで入社を決めました。

営業のNo.2、そして主任へ。自分の活躍が会社を成長させる喜び。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
4番手として入社したものの、はじめの1年半はなかなか前に進めない日々が続き悶々としました。同じ営業でも、リフォームと戸建住宅では勝手が全く違ったんです。提案に必要な情報は違うし、前職よりもっと住宅についての知識量が求められる。同席した先輩の商談では、初めて聞く用語が飛び交っていて戸惑いました。また1件あたりの契約金額が数十倍になったので、ビジネスマンとしての言動を、お客様によりシビアに見られている感覚がありました。

1年半は、とにかく勉強期間でしたね。先輩の商談に聞き耳を立てて、わからない言葉はすべて調べましたし、はじめはとにかくトークを丸暗記しました。自分の言葉で話せるようにロープレを重ね、どんな順序で話を組み立てるとお客様が安心して住宅を購入したいと思ってくださるのか、構成も練りました。そんな積み重ねが営業成績を少しずつ押し上げていき、3年目の春には主任に抜擢されました。

まだまだ成長したい。また、父と仕事できる日を目指して。

今狙っているのは、社内で営業成績トップに躍り出ること。お客様からの「この家に決めてよかった」「富田さんから買ってよかった」という感謝の言葉と同じくらい「自分が会社の業績に貢献している」という実感が嬉しいんです。9人という少人数の会社なので、自分の売上アップが、そのまま会社の業績拡大という形で目に見える。だから社長からも直接「今月よく頑張ってくれた」「期待している」という言葉をかけてもらえることもあります。自分は会社に貢献できているんだ、会社を引っ張る存在になりつつあるんだ、と思えて励みになりますね。

営業として成果が出てくると、自信につながってまた成果を出しやすくなる。いいサイクルが巡ってくるので、今後も成果にこだわっていきたいです。不動産のプロとして自信が持てるようになった未来には、また父の会社と仕事で協業できたら…と思っています。
(取材・執筆:田尻真子/編集:エン転職編集部)
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

「向上心があるかどうか」それが、キーワードです。

営業部 課長
三澤 俊介
評価したポイントと採用理由 弊社では、採用した人が一人前になったら、次の採用を行なう…という方針をとっています。受け入れに対応できない人数、スパンで採用しても、入社者にとっても、会社にとっても負担になるだけだと思っていて。そういう背景から、成長が早い人を採用したいと思っていますね。不動産営業の経験はなくて構いません。成果を残せるように、入社後に努力していけるのであれば問題ないです。

成長が早い人、うちで活躍できる人の共通点は「向上心を持っていること」。富田さんはクールな表情とはうらはらに、面接では野心溢れるひと言を言ってくれました。「会社では、仲良しこよしではなく、同僚も先輩もライバルとして競い合っていきたい」社会人歴数年の若干20歳から飛び出したこの言葉に、強い向上心を感じました。それが採用の決め手です。

まだ24歳、言葉遣いや営業としての振る舞いなど、まだまだなところもありますが(笑)、この2年半ですごく成長してくれたと思っています。「“不動産のプロ”という意識を持て」と繰り返し言い聞かせてきた甲斐がありました。チャンスが多いタイミングでの入社だったという追い風を受けて、今では営業成績2位、主任。成長は早い方なんじゃないでしょうか。今後も会社を引っ張ってほしいです。
企業情報
会社名株式会社リアルフェイス 資本金500万円
事業内容◆不動産の売買仲介 ◆不動産の買い取り 従業員数7名(2020年7月現在)※代表を含めると8名です。
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