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2021/1/14

目指したのは、入社後のギャップがない転職。丁寧な情報収集がカギでした。

森下 直人さんの転職体験記
森下 直人Naoto Morishita(27歳)
  • 転職前特別養護老人ホームのケアスタッフ
  • 転職後生活支援員
  • 転職活動期間3ヵ月
  • 応募社数6
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 「残業の多さ」「有休の取りづらさ」から退職を決意。しかし介護の仕事は、諦められない。
  • 入社してからの“こんなはずじゃなかった”を防ぐために、インターネットや面接で入念な情報収集を。
  • 納得感を持って、入社を決意。プライベートと仕事のやりがいを両立させられる働き方を手に入れた。

介護の仕事をずっと好きでいたい――。その気持ちが、転職への原動力。

元々「人のためになりたい」という想いが強くて、大学は福祉系の学校に通っていたんです。卒業後は恩師の紹介で、特別養護老人ホームのケアスタッフを始めることに。いざ働き始めてみると、施設の利用者さんからたくさん感謝されるし、役に立っている実感もあるしで、すぐ仕事に夢中になれました。

そうやって4年・5年と働く中で、気付けば介護以外の仕事をする自分の姿が想像できないくらいになっていました。こんな風に仕事自体は本当に大好きだったのですが、一方でプライベートの時間をなかなか取れないところはストレスに感じていたんです。残業が多かったり、有休を取りづらかったり…。いま振り返ると人手が少ない施設だから仕方なかったとは思えるのですが、当時は心に余裕もなくて、このままだとせっかく好きになれた介護の仕事を嫌いになってしまいそうなくらいでした。それで転職活動を始めることにしたんです。

“こんなはずじゃなかった”とは思いたくない。転職のスタンスは、石橋を叩いて渡る。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
自分が志望していたのは、やはり介護の仕事。『エン転職』だけでなく色々な求人媒体に登録して、人の役に立てる仕事を探していました。自分自身にゆとりがないと、良い仕事もできない。だから私生活を充実させられるか、という軸も大切にしていましたね。

転職活動中に考えていたのは、「入社してからの“こんなはずじゃなかった”はもう嫌だ」ということでした。万が一また退職することになってしまうと、採用してくださった会社にも、一緒に働く仲間にも、関わるお客様などにも迷惑をかけてしまうことになりますからね。だから、入社後にギャップを感じて退職してしまわないように、注意して転職活動に取り組んだつもりです。

介護業界というのは、業界柄、ハードワークになりがちな世界です。求人に書かれている情報はもちろん参考になるのですが、「働きやすい」といった情報だけを信じて、もしも前職のように入社後のギャップに繋がってしまったら…と、正直不安な気持ちもありました。だから、ホームページやクチコミサイト、会社の風景を映した動画、面接・仕事の雰囲気などを自分の目で確かめて、「ここでならギャップはなさそうだ」と思える会社を選ぶことにしたんです。

かなり慎重に求人を探していたので、応募したのは6社だけ。うち3社で面接を実施していただけたのですが、その中の1社が愛隣会 白寿荘でした。

この会社なら、介護を好きでいつづけられる。その確信が、入社を後押しした。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
慎重に転職活動をする中で愛隣会が目に止まったのは、求人がとても素敵だったから。「働く人にも、暮らす人にも。二度と未来を悲観させない。」というキャッチコピーで、施設が大切にする考え方を熱量たっぷりに伝える内容だったんです。それだけではなく、残業がほとんどなかったり、有休の消化率が高かったりと、プライベートの部分も充実させられそうだと感じて、応募を検討することにしたんです。実際に平均勤続年数が長いという点にも安心感がありましたね。ただ、「こんなに理想の仕事があっていいのか…?」という不安はずっとあって、面接前に施設の評判や転職に関わるクチコミサイト、『エン転職』の取材者の方が撮影した動画など、なるべくたくさんの情報に触れるようにしていましたね。サービス残業はありそうかとか、利用者の方とどのように接しているのかとか、気になるところはたくさんあったので。

面接当日に意識したのは、求人の内容や働きやすさの情報が本当に正しいのかを、自分の目と耳で確かめることでした。そのために、面接官だった施設長の海老沼さんには理念や働きやすさについて踏み込んだ質問をたくさんしましたね。ただ、そういった質問にも嫌な顔ひとつせずに、「自分の両親にも安心してオススメできる施設。そんな意識を持って仕事に取り組んでいる」「社員のみんなに無理をさせると、結局利用者様にもご迷惑をかけてしまう。だから無理なく働ける環境を整えている」と熱を持って語る姿を見て、この人なら信頼できると思ったんです。

それと、面接の際に仕事風景も見学させていただいたのですが、働く人たち、施設を利用される方たちが、本当にイキイキとしていて。「自分が好きな介護の姿って、これだ」と思って、入社への熱意を本気でアピールしたんです。そのおかげもあってか、めでたく採用していただけたわけです。

入社後のギャップはゼロ。将来への期待に胸が膨らむ毎日。

実際に入社してみて嬉しかったのは、ずっと不安に思っていた“こんなはずじゃなかった”に巡り合わなかったことです。求人に書いてあった通り、面接で話を聞いた通り、プライベートを大切にしながら人のためになる仕事に取り組める。ずっと求めていた働き方が叶って、日々とても充実感がありますね。事前に「利用者の方との人間関係を築くのは大変かもしれない」という厳しさも聞いていたため、そういった点にギャップがなかったところも嬉しいポイントです。

ちなみに、最近では将来のこともとても楽しみで。というのも、自分がいま働いている白寿荘という施設では、「リーダーになる」「生活支援員として自治体と連携する」など色々なキャリアが用意されていて、いずれは仕事の幅を広げていくことができます。今以上に、もっと多くの困っている人を助けられる。そんな仕事にチャレンジできると思うと、すごくワクワクしますね。

自分のこの体験を振り返っても、やはり納得いくまで慎重に転職活動をすることが大切なんだと思います。「事前にホームページやクチコミサイトなどをたくさん確認する」「面接で気になることを根掘り葉掘り聞いたり、実際の仕事風景を見学したりする」 そういった手間を惜しまなかったおかげで、自分にピッタリな職場と出会えた。これから転職を考える方にもオススメしたいやり方です。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

一緒に働きたい。そう思える人柄・熱意・本気度が、採用の決め手でした。

施設長
海老沼 達雄
評価したポイントと採用理由 面接に来た森下さんの第一印象は、「温かい“人柄”を感じさせるキャラクターで、とても生活支援員の仕事に向いている」というものでした。聞けば彼は、これまでケアスタッフとして介護の実務経験を積んできたとのこと。ただ、どうしても働き方が合わず、転職することに。しかし介護を通して人の役に立ちたいという想いを捨てられない――。その話からは、ウチの施設が求める“熱意”を感じたんです。

しかし、森下さんには働く上での不安がある様子でした。本当に残業はあまりないのか、有休は取れるのか、どういった想いで施設を運営しているのか…。入社した後のことを見据えて素直に疑問を投げかけてくる姿には、当社への入社を検討する“本気度”があるように思いました。だから私も、嘘偽りなく、正面から質問に答えた。会社の見学などもセッティングして、納得いくまで判断してもらいました。すると「働き方だけでなく、改めて施設の方針にも強い魅力を感じた。ぜひ入社したい!」という反応が。人柄がよく、熱意も本気度もある。そして私たちの考えにも共感してくれる。これ以上に一緒に働きたい人材はいません。喜んで採用させていただくことにしました。

採用担当の目線では、やはり入社後に本当に気になることを質問していただけるととても助かります。「聞きづらいことを質問したら失礼かな?」と思う方も多いかもしれませんが、入社後にギャップとなってしまったらお互いにとって不幸なことですからね。同じように考える採用担当は多いと思いますよ。

実際、事前にしっかりギャップを埋められた森下さんは、入社してから思った通りに活躍してくれています。将来は当社を支える存在になってほしいと、期待も大きいですね。
企業情報
会社名社会福祉法人愛隣会 従業員数43名(2021年4月現在)
事業内容高齢者ホーム、高齢者在宅サービス、障がい者支援施設、保育所、児童施設の運営
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