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2021/12/20

「働きやすさ」が全てじゃない。成長を求めた転職が、毎日を充実させてくれた。

吉田 佑里さんの転職体験記
吉田 佑里Yuri Yoshida(26歳)
  • 転職前一般事務
  • 転職後営業アシスタント
  • 転職活動期間4ヵ月
  • 応募社数20
  • 面接社数10
この体験記のポイント
  • 母に憧れて始めた営業職は、体調を崩して退職。「誰かを支える仕事をしよう」と事務職へ。
  • 定型業務ばかりの日々。変化のなさに危機感をおぼえ、仕事内容に注目して転職活動スタート。
  • 裁量の大きな営業アシスタントに転職。周囲に役立ち、成長する実感があって充実している。

憧れの営業職は4ヶ月で退職。事務に転身するが、物足りない日々。

私の母は保険の営業職としてバリバリ働いている人でした。その姿に憧れ、新卒で選んだ仕事は教育商材の営業職。でも4ヶ月で退職することになったんです。個人宅を訪問するスタイルで、働く時間がお昼過ぎから夜遅くだったんですね。埼玉の実家から群馬や茨城まで営業に行く日々を続けていたら体力的に大変で、早々に体調を崩してしまいました。

次に選んだのが事務職です。1社目の職場に、いつも支えてくれる “事務のスペシャリスト” という雰囲気の人がいて。その姿を思い出し「誰かを支える仕事がしてみたい」と興味が湧いたのがキッカケでした。ただ、スキルも経験もない第二新卒ですから、人気の事務職で採用されるのはなかなか難しかったです。そこで、未経験から育ててくれる派遣会社の「無期雇用派遣」という働き方を選びました。

ドキドキしながら派遣された先は、不動産業界の歴史ある会社。広報業務を支える事務職でした。1回、業界の大手各社向けに発行するプレスリリースで、ちょっとした文章を書かせてもらったこともあるんです。周りから「良かったよ!」なんて褒めてもらえて嬉しかったですね。とはいえ結局、その会社では “派遣の仕事はココまで” と線が引かれていました。

気付けば毎日ルーティンワークで、2年目には物足りなくなってきて……。手が空いたとき、周りに「他にも仕事はないですか?」と聞いても「ないよ」という状態。出来ることは増えないし、給与も上がらないし、このままじゃ将来マズイかも!と不安が大きくなって、3年目で転職を決意しました。

まずは休日や給与に注目。でも、最後の決め手は「仕事内容」。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
実家暮らしなので特に焦りはなく、退職してから本格的に転職活動をスタートしました。手始めに、ネットで「20代 転職」と調べて、有名どころの転職サイトには全て登録した気がします。『エン転職』は、冒頭で「どんな仕事なのか」「どんな人を求めているのか」がパッと出てくるのが分かりやすいですよね。結局いちばん使ったのは『エン転職』です。

求人を探すときには、業界や職種はこだわらず広く検討しました。スカウトを待つのではなく、地道に自分で検索条件を設定して。最初は、休日や給与に注目したと思います。ムリな働き方は避けたかったですし、将来のために自立したかったので「都内で一人暮らしができる給与」は譲れませんでした。

働きやすさと収入で絞り、次に「仕事内容に興味を持てるかどうか」に注目しました。前職と同じような物足りなさは感じたくなかったので「PCに向き合うだけ」の仕事はナシ。最終的に入社したエストプロの「営業アシスタント」の他には、事務をしていた時代に興味をもった「広報」や、「内勤営業」「人事」も見ていたかな。あまり深く悩まず、興味を持ったらまずチャレンジ!というスタンスでどんどん応募しました。

エストプロの営業アシスタント募集に惹かれた理由は、キャッチコピーにあった「1人目のアシスタント」という言葉です。少数精鋭で裁量が大きいってことは、前職みたいに物足りなくはならなそう。幅広いことを経験できて、色々な形で周りの役に立てるんじゃないかな、と期待しました。

1社ずつ自己PRを作り込む。だから、面接では素でいられた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
どんどん応募しようと考えてはいましたが、志望動機や自己PRの言語化には苦労しました。「入社したい」という気持ちをどう言葉にしたら良いのか分からなくて、長いときは1日~2日は考えていたと思います。なので、いったん「気になる」ボタンで求人を保存して、じっくり応募書類の文面を考えるようにしていました。

書くときに意識したのは、人事に「どこの企業にも同じ自己PR・志望動機で応募している」と思われないようにすることです。求人広告や企業ホームページを細かく見て、クチコミもチェックして。入社後に任される仕事や、求められている人物像などに合わせて自己PR・志望動機を書くようにしましたね。

エストプロは、求人から「初のポジションで裁量が大きい」と分かっていました。なので、まずはその点に魅力を感じていると伝えて。さらに、営業職で培ったコミュニケーション力・事務職で培ったマルチタスク処理能力が活かせるとアピールしました。

こうして1社ずつ考えて書類を作り込んだからか、面接で「何を話そう」と緊張することも少なかったです。エストプロでは社員全員に会わせてもらって、一人ひとりとお話ししました。入社後も “素” でいたかったので、取り繕わずに「頑張りたいけど不安もある」という気持ちを伝えたり、趣味の話もしたりしましたね。そんな私を受け入れて和やかに話してくれる人ばかりだったので、ココなら合いそう!と感じました。 

2回の面接を終えてエストプロから内定をもらったとき、実はもう1社内定があったんです。でも、もう一方の会社は裁量が小さい上に、働いている人たちの雰囲気があまり楽しくなさそうで。エストプロではみんな明るい雰囲気で働いていたし、こちらのほうがやりがいを持って働けそう、という気持ちで入社を決めました。

「貢献実感が原動力」と気づく。毎日成長できて、働くことが楽しい。

入社から1年、前職とは全然違う日々を過ごしています。今任せてもらっているのは、不動産の仕入れや管理をする社員のサポートです。様々な資料を作ったり、入居者さんへの連絡や協力会社さんの手配をしたり……。前職では時間を持て余していましたが、今は時間をどう使うかを考える毎日になりました。

実はまだミスをしてしまうこともあって、帰り道にひとり反省会をしてるんですけど(笑)。「次はどうしよう?」「もっとこうしたら良いかも!」と頭を使うので、成長していると感じます。

たとえば、1ヶ月前は1時間かかっていた作業が15分で出来るようになったりとか。今までは質問しながら作っていた資料について、自分なりに「こう変えませんか?」と提案してOKをもらえたりとか。「次はこのサポートが必要かな?」と先読みして動いて、役に立てたときも嬉しかったですね。仕事の幅を広げるために宅地建物取引士の資格取得もめざして勉強してきました。小さなことの積み重ねの中で、常に「変われている」と思えるのがやりがいなんです。

これまであまり考えたことがなかったけれど、私はきっと「役に立って感謝されること」が頑張る原動力なんだと思います。「ありがとう!」の言葉をもらう度に、やっていて良かったなぁと思えるので。1社目で支えてくれていた “事務のスペシャリスト” の人みたいな、憧れたサポートの形に少しずつ近づけているように感じます。もっと役に立てるように、これからも頑張ります!
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

全社員が「吉田さんと働きたい」と評価。意欲的な姿勢に期待しています。

採用担当
水谷 雅一
評価したポイントと採用理由 吉田さんを最初に評価したポイントは、応募時のWeb履歴書がとても良くまとまっていたことでした。たくさんの応募者の中でも一番高い評価をつけていたので、実際にお会いするのが楽しみでしたね。

面接で会ってみれば、Web履歴書で自己PRしてくれていた通りの人。社長や他の社員も全員話しましたが、文句なしで評価が一致したんです。面接後には、特にお願いしてもいないのに御礼のメールまで送ってきてくれて、「ちゃんとしている人なんだな」と感じました。仕事を頑張る社員たちとの相性が良いだろうと考え、「ぜひ一緒に働きたい」と内定を出した次第です。

入社から1年経ち、当初「アシスタントさんに任せたい」と考えていた仕事は一通りこなせるようになってくれています。さらに、自分から「これもやっておきました!」なんて+αまで担当してくれるので、本当にありがたいです。最近では、宅地建物取引士の試験も受けて、さらに仕事の幅を広げようとしてくれています。当社にとっては既に欠かせない存在。今後にも大いに期待したいですね。
企業情報
会社名株式会社エストプロ 資本金1000万円
事業内容不動産開発・売買・仲介事業 賃貸不動産管理事業 不動産コンサルティング事業 従業員数3名(2020年10月現在)
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