動画でCheck!
取材から受けた会社の印象
さまざまな業務を経験していただくために、定期的に社員を異動させるジョブローテーション。取材で特に印象に残ったことが、そのジョブローテーション制度が同法人のアシスタントメンバーにも適用されているということです。
同法人では適性に応じて、社会保険・労働保険、助成金、給与計算の各部門に配属されます。メンバーが各部門でひと通りの業務を担当できるようになったら、2~3年を目処に別の部門へ異動するのだとか。すべての部門を経験する頃には、労務のプロになれるそうです。
アシスタント職でこれだけの専門性を身につけられる環境は、そう多くありません。複数の分野で専門性を磨くことは難しそうにも感じますが、同法人では未経験スタートのメンバーも大勢活躍中です。教育環境が整っているからこそ、知識や経験がない方も安心して成長できるに違いないと感じました。
この仕事のやりがい&厳しさ
やりがい同法人では、アシスタントメンバーも担当クライアントを受け持ちます。データなどを入力するだけでは、自分の仕事がどのようにお客様の役に立っているかわからないこともあるでしょう。しかし同法人では、アシスタントメンバーもお客様に労務に関する提案をすることがあるため、良い提案ができると「助かったよ、ありがとう」と感謝のお言葉をいただけることが多いそうです。自分の仕事がお客様の役に立ったという実感は、仕事の活力になるでしょう。
また、社会保険・労働保険、助成金、給与計算など、労務に関するさまざまな知識を身につけられます。自分ができることを少しずつ増やしていくことで、自身の成長を実感できるでしょう。
また、社会保険・労働保険、助成金、給与計算など、労務に関するさまざまな知識を身につけられます。自分ができることを少しずつ増やしていくことで、自身の成長を実感できるでしょう。
厳しさ人事・総務の専任担当がいない小さな会社や飲食店から、従業員1000名規模のメーカー、海外に拠点を展開する企業まで、あらゆる業界・規模の企業を支援していく仕事です。お客様ごとに課題があり状況が異なるため、ひとつとして同じ相談や要望はありません。不明点があれば何冊も参考文献や過去事例を読みこんだり、理解できるまで先輩と擦り合せたりと、積極的な顧客理解や自己学習が求められます。お客様のお悩みを「自分ごと」に捉え、共に解決していかなければなりません。責任の重さ・やるべきことの多さに、気が遠くなってしまうこともあるでしょう。
この仕事の向き&不向き
向いている人プロの立場から社会保険の手続などをサポートし、お客様が安心して働ける環境づくりをお手伝いする仕事です。「人の役に立つ仕事がしたい」「お困りごとに対して、何とか解決してあげたい」という方、成長意欲の高い方に向いています。また、社労士事務所としては社員数が多いので、協力しながら業務を進めることが好きな方はぴったり。資格取得をめざす仲間も多く、切磋琢磨しながら学びを深めたい方はすぐに馴染めるでしょう。
向いていない人同法人では、異なる業界の企業を担当として受け持つほか、ジョブローテーション制度の積極的な活用も促進しています。新たなチャレンジが求められる環境です。「自分の業務領域を広げたくない」という方や、フットワーク軽くさまざまなチャレンジを積むことに苦手意識をお持ちの方は、向いていません。