メンター制度とは、新入社員や若手社員に対して、助言を与える先輩社員を配置する制度です。
助言を与える役割を担う先輩社員を「メンター(助言者)」、助言を与えられる側である新入社員や若手社員を「メンティ(被育成者)」と呼びます。メンターには、メンティと年齢や社歴が近い先輩社員が選ばれることが多いです。
従来の教育担当制度と異なるのは、メンティのメンタル面がサポートされる点です。メンターは、職務上の相談だけではなく、人間関係の不安や日々の悩み、個人的な問題まで、幅広く相談に乗り、メンティに助言を与えます。
以下に、メンティ側のメリット・デメリットをご紹介します。
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▼メリット
メンタル面がサポートされることにより、仕事への意欲を維持しやすくなります。また、業務に関する話がメインになりがちな直属の上司とは別に、気軽に話ができる先輩社員がいることで、職場に馴染みやすくなります。
▼デメリット
メンターとの相性が悪かったり、メンターの関わり方に不満が生まれたりした場合、信頼関係の構築が難しくなる可能性があります。メンターとメンティのマッチングは、メンター制度において大変重要なポイントになります。
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メンター制度の概要について、ご理解いただけたでしょうか?
企業ごとに詳細は異なりますので、ぜひ選考時に企業側へご確認いただけたらと思います。