Q
やりたいことが見つかりません
入社2年目です。営業部に配属され、毎日忙しく過ごしています。なんとか受注ができたときは素直にうれしいですが、この仕事が好きなわけではありません。商材も地味で、ぱっとしたところがないです。
ネットとかテレビを見ていると、自分の好きなことを仕事にした人がけっこういて、うらやましいなと思います。自分と同じくらいの年齢の人が出ていると、正直焦ります。
自分は何か大きなチャンスを逃してしまったような気がしています。かと言って、とくにやりたいことがあるわけでもなくって。転職して新しい環境にとびこめば、何か見つかるものでしょうか?
ネットとかテレビを見ていると、自分の好きなことを仕事にした人がけっこういて、うらやましいなと思います。自分と同じくらいの年齢の人が出ていると、正直焦ります。
自分は何か大きなチャンスを逃してしまったような気がしています。かと言って、とくにやりたいことがあるわけでもなくって。転職して新しい環境にとびこめば、何か見つかるものでしょうか?
志望企業の選定
(K.Mさん)
転職アドバイザー:河瀬の回答
ネットやテレビでは、「好き」を仕事にした方が取り上げられることが多いですよね。華々しい仕事が多く、私も憧れます。
ただ実は、社会で活躍している人のほとんどが「どうしてもこれがやりたい」という仕事を最初から見つけていたわけではありません。
目の前の仕事に実直に取り組み、成果を出し、周りから認められ、そのうち良い偶然と出会い、ステップアップの機会に恵まれる...。こんな過程を経ているパターンが多いのです。同様のことは、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という「計画的偶発理論」でも説明されています。
反対に言えば、目の前の仕事を疎かにすると、大事なチャンスを逃しかねない...ということ。「やりたいこと探し」に必死になるあまり、せっかくのチャンスを逃してしまっては、元も子もありません。
たとえ目の前の仕事が理想的なものではなかったとしても、真剣に向き合って、成果を出していれば、チャンスにつながっていくはずです。そうすることで、今は見えていない仕事の楽しさや商材の魅力にも気付いて、もしかしたら今の仕事が「やりたいこと」になるかもしれません。
どうか「今、ここで」を大切にしてキャリアを築いていってください。現時点では、転職を視野に入れる必要はないと思いますよ。
以上、ご参考になる部分があれば幸いです。
ただ実は、社会で活躍している人のほとんどが「どうしてもこれがやりたい」という仕事を最初から見つけていたわけではありません。
目の前の仕事に実直に取り組み、成果を出し、周りから認められ、そのうち良い偶然と出会い、ステップアップの機会に恵まれる...。こんな過程を経ているパターンが多いのです。同様のことは、「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」という「計画的偶発理論」でも説明されています。
反対に言えば、目の前の仕事を疎かにすると、大事なチャンスを逃しかねない...ということ。「やりたいこと探し」に必死になるあまり、せっかくのチャンスを逃してしまっては、元も子もありません。
たとえ目の前の仕事が理想的なものではなかったとしても、真剣に向き合って、成果を出していれば、チャンスにつながっていくはずです。そうすることで、今は見えていない仕事の楽しさや商材の魅力にも気付いて、もしかしたら今の仕事が「やりたいこと」になるかもしれません。
どうか「今、ここで」を大切にしてキャリアを築いていってください。現時点では、転職を視野に入れる必要はないと思いますよ。
以上、ご参考になる部分があれば幸いです。