住民税は毎月給料から差し引かれています。この住民税は、昨年の1月から12月の年収をベースにして決定され、その額を翌年の6月から1年間で支払う形になっています。もちろん退職した後にも支払いが続くため、しっかりとした基準が設けられていないと支払い状況が分からなくなってしまいます。
ここで基準となるのは、退職した月となります。以下ご確認ください。
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▼6月~12月に退職した場合
前年分の年収によって決定した住民税(翌年の5月までに支払わなければならない残り分)を、退職時に一括で支払う必要があります。もしくは分割払いすることも可能です。いずれかの方法を選んでいただければと思います。
▼1~5月に退職した場合
ちょうど前々年分の年収によって決定した住民税を支払う時期となります。ですから、その間の残額にあたるもの(5月までの分)を退職時に一括で支払うことになります。このケースの場合には、いつもと同様に給料にてその額を差し引かれることになりますので、手取りの給料額は、毎月のお給料より少なくなってしまうことが多いと思います。
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ご理解いただけましたでしょうか?詳しい内容については、役所にお問い合わせの上、ご確認いただければと思います。