まず「どこまでを未経験というのか」ということについてですが、これは企業によってとらえ方が違いますので、定義付けされていません。例えば「パソコンの知識についてはある程度欲しいが業界知識は未経験でも構わない」か「研修を行うので、パソコンも業界知識も全くなくてよい」と、それぞれ全く異なる指標であるにも関わらず「未経験者歓迎」としているかもしれません。
未経験者歓迎の募集といっても、もちろん未経験の方が全員採用されるわけではありません。業務経験以外のところで選考を行いますという意味だと考えていただければと思います。 人柄や、会社の雰囲気との合致、また向上心や、コミュニケーションスキルといった業務経験以外の選考理由によって選考が行われます。その選考理由は企業によって様々です。それだけに募集情報をしっかり読み込んで、どのような理由で応募者を選考するのかを考えてみてください。
未経験の範囲を気にするよりも、企業がどのような人材を求めているのかを考えることが重要です。企業の選考ポイントが理解できれば、もちろん選考には有利に働くはずですので、しっかり分析なさってみてください。