エン転職は、転職者が活躍するまでの過程を4つに分けて考えています。
【1】職場に適応する(何が大事にされているか・何をしてはいけないかを知る)
【2】知識・スキルを学ぶ
【3】仕事で成果を出す
【4】組織や他者に影響を与える
肝心なのはこの順番。「職場に適応する」が抜けてしまうと、必要な知識・情報を得られず、成果を出す・影響を与えるといったことが難しくなります。最初は自己完結が難しい分「いかに周囲のサポートを受けやすい環境をつくることができるか」が早期活躍のカギと言えるでしょう。
転職直後は周りに頼れない、周りに構ってもらえないというカベに直面することも多いです。
実際、「中途入社者=即戦力」という目で見られがち。そして周囲も、「このレベルを助言しても良いのかな?」と遠慮します。
そんな状況の打開策は、自身の振る舞いを少し変えること。以下のコツはぜひ実践してみてください!
【転職先に適応するコツ】
■笑顔を心がけ、自分から明るく挨拶や返事をする
■転職先のやり方をいったん受け止め、真似する
■転職先の良いと思ったところを積極的に口にする
転職後、約30%の方が3年以内に退職してしまい、その理由の大部分が社風や人間関係のミスマッチにあると言われています。
でも、そのミスマッチは、まだ「適応」できていない状態だから感じているものかもしれません。
この時期を乗り越えてこそ、あなたの「入社後活躍」も実現できるというもの。転職活動の日々を思い起こし、気持ち新たに転職先での勤務を始めましょう。
仕事人生が長くなる中で大切にしてほしいのは、「どこでも通用する力」の習得です。AIの普及により、必要とされる仕事・なくなる仕事があると言われている昨今。「ずっと重宝される人材になるには?」と意識し、仕事に取り組むことをおすすめします。
資格・技能といった「テクニカルスキル」はもちろん「コンセプチュアルスキル(自分の仕事や組織の現状を分析し、物事の本質を捉え、課題を解決する力)」と「ヒューマンスキル(他者との良好な関係や刺激的な関係を構築・維持する力」も欠かせません。
エン転職での転職活動が、その3つのスキルを磨き、AIに代替されない存在に近づいていく第一歩になれば幸いです。