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2018/3/29

早期離職を繰り返した過去。周囲のアドバイスに耳を傾けたら、転職成功できました。

中島 良和さんの転職体験記
中島 良和Yoshikazu Nakajima(26歳)
  • 転職前不動産賃貸営業
  • 転職後Web広告営業
  • 転職活動期間2ヵ月
  • 応募社数20
  • 面接社数5
この体験記のポイント
  • 半年ごとに2社離職。自分のこだわりに執着して、ギャップが大きい現状から逃げるように辞めた。
  • 初めて耳を傾けた客観的なアドバイス。苦手だった「人と比べる」ことから転職活動をスタートさせる。
  • 転職後、しばらく続いた売れない日々。またも「自分を変える」ことで打開し、結婚もできた。

前職も、前々職も、入社後のギャップが大きく半年で離脱。

前々職はカフェで働いていました。学生時代からカフェでバイトを始め、ラテアートにハマったんです。そのカフェの運営会社が東京で新店舗を立ち上げると聞いて、専門学校も中退し、地元・京都から上京しました。「ゆくゆくはここで正社員になれたら…」という想いもありましたが、実は半年ほどで退職してしまって。自分としてはラテアートを極めたかったのに、それ以外の業務の多さにギャップを感じたんです。

その次の仕事は不動産営業でした。地元を離れての一人暮らしだったので、収入を途絶えさせるわけにもいかず、とりあえず「稼げる」イメージの仕事を選びました。仕事で稼いで、ラテアートはプライベートの時間に続けようと思って。ただここでも、入社後のギャップが大きかった。不動産の中でも賃貸物件を扱い、インセンティブが少なく全然稼げない体制でした。サービス残業が多くてプライベートもなく、売上目標が達成できても「長時間労働したからでしょ?」としか思えなくて…。やはり半年ほどで退職しました。

ここで地元に戻ることも考えました。でも思い止まったのは、東京で出会った彼女の存在があったからですね。仕事を通じて出会った女性と付き合い始め、結婚したいと思っていたんです。

「自分にできることは何か?」苦手な自問自答が転職活動の始まり。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
また前職を退職してから始めた転職活動だったので、生活のためにもスピードは重視したい。ただ結婚を見据えて、今度こそ長く勤めたいと思っていました。そのため、「自分のこだわりって本当に必要なものだったのか?」と思い、初めて自己分析に取り組んでみました。社会人経験はほとんど無いも同然の自分にできることは何か?強み弱みは?ちゃんと稼げる仕事は?…そんな自問自答するのは初めてだったし、何もできない自分を直視することになって、正直辛いプロセスでした。

自分自身では答えがよくわからなくなり、友人も頼りました。これも初めてのことで、自分にとっては大きな変化でしたね。もともと、人と比較されることは嫌いなほうで(笑)、アドバイスされてもあまり聞かないタイプ。でも、自分は特徴と思っていなかった「人と話すのが好き」という客観的に見た強みを教えてもらえたり、「物怖じしないから、営業が向いているんじゃない?」と意見をもらったり。自分としては、前職の不動産営業でうまくいった感覚がなかったので、結構意外でしたね。そのアドバイスを素直に聞いてみようと思えたのも、自分としては大きな変化だったと思います。そこでエン転職を含め、大手転職サイトにいくつか会員登録して、未経験でも稼げる営業の求人を探し始めました。

応募前の情報収集。仕事の厳しさを率直に話してもらえた面接。入社後のギャップではもう辞めたくなかった。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
これまでの仕事探しは、自分の中のイメージ頼りでした。そのせいで入社後に大きなギャップを感じ、すぐ辞めていた経緯があったので、同じ過ちはもう繰り返してはいけないと思っていました。

ちゃんと情報収集した上で応募しようと意気込んではいましたが、「営業」を転職サイトで検索すると、すごくたくさん求人が出てきて…。絞り込むにしても、どうしたら?というのが本音でした。その点エン転職の「求人特集」は、「こんな仕事もあるんだ!」という発見があって面白いですよね。自分で検索するだけでは見つけられない求人にも出会えるので重宝しました。また求人情報にしても、適度な余白とメリハリのあるカラーリングが良いなと思っていて。「情報量の多さの割に、ずっと見ていても苦じゃないな」と感じていました。

そんな理由からエン転職をメインで使うようになった矢先、今の会社を知りました。月給額の高さはもちろん、「接客経験が活かせる」や「応募から内定まで1週間以内」といった、自分の希望と合う情報が明記されている点にも惹かれました。面接では、「稼ぎたい」という志望動機を正直にお話しして。逆に、「なぜ稼ぎたい?どれくらい稼ぎたい?」と自分を理解しようとしてくれる質問も多く受けました。「営業の最初のプロセスはテレアポ。それは正直つらいよ」と教えてくれる率直さも印象的でしたね。正直手応えは感じられませんでしたが、内定の連絡をもらったときは、感動というより「助かった…!」と思いました。

結婚を見据え、覚悟を持っての転職。だからこそ、自分を変えられた。

入社して、Web広告の営業として歩み始めたワケですが、その後も実は順風満帆ではありませんでした。仕事内容としては、不動産・スクール・クリニックなど、集客に困っている企業に広告活用をご提案します。やはりテレアポは大変(笑)。事前に聞いていたのでギャップは感じませんでしたけど。ただ、半年間の試用期間中に一回も受注できなかったんです。さらに2ヶ月の猶予をもらっても、やっぱり受注できない。結婚を見据えて今度は長く勤めると覚悟を決めての転職だったので、これまでのように「じゃあ辞めます」とはいかず、さすがに焦りました…。ただ、会社は僕を見捨てないでいてくれた。意欲を買ってもらえたのか、そのまま働かせてもらえることになったんです。

ここで、「何かを変えなきゃいけない」と思い直し、先輩と自分は何が違うかを観察し始めました。それで、「とにかく売り込む」という営業スタイルから、「いかに当社と自分が、お客様に貢献できるかを語る」というスタイルに切り替えていったんです。初めて受注できたのはその直後でしたね。

これまでは「自分のこだわりとギャップがあるから」と、逃げの気持ちですぐ仕事を辞めてしまっていました。でもこの転職で、無意味なこだわりを捨て、自分を変えることができたんじゃないかなと思います。「売れるか売れないかは、自分自身の成長にかかっている」と思えるようになるなんて、転職前は思いもよりませんでした。成長すれば評価される環境なので、ヤリガイをもって取り組めています。転職1周年を機に、ずっと支えてくれていた彼女とも入籍しました。次は結婚式で、彼女にちゃんとドレスを着せてあげたいと思っています。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

何度でも過去の自分を乗り越えて、成長していってほしいです。

デジタルマーケティング事業部 セールスプロモーション課 主任
山川 裕
評価したポイントと採用理由 当社の選考は意欲重視。前職の経験などは問いません。ただ、多くの方と接する営業職ですから、清潔感や笑顔は重要です。そのため、面接ではまずそこをチェックしていました。その点、中島さんは、接客業の経験もあってか好印象で。また、前職できちんと目標達成していることや、素直に「稼ぎたい」と志望動機を語ってくれる意欲も評価できました。

入社後、仕事に慣れるまでは大変そうでしたが、よく質問してくる素直さには意欲を感じていました。「自分が納得するまでやりきる」とこだわることができる性分なんでしょうね。面接で「テレアポは大変」と伝えていたのですが、入社後はハキハキ電話していたので、お客様にも良い印象を持ってもらえていると思いますよ。

今後期待するところは、管理職へのチャレンジでしょうか。同期・後輩メンバーの面倒見が良いので是非に、と思っています。営業は自分との戦い。常に過去の自分を乗り越えながら、これからも成長していってほしいですね。
企業情報
会社名株式会社SEEC 資本金5000万円
事業内容■広告代理事業/リスティング広告、ポータルサイト広告、タイアップ広告、メール(ターゲティング)広告、アフィリエイト広告など。PC・モバイルともに多様な形態の広告戦略を提案しています。 ■メディア事業/SEO媒体作成、無料サイト運営、公式サイト運営など。 ■SI事業/Webデザイン、ECサイト構築、CTS構築など。運営者の立場に立ったシステムを構築しています。 従業員数186名
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