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2018/10/15

「職業訓練校」の講座で、不安だった面接もバッチリ対策。未経験でも自信を持って臨めた。

石井 聡美さんの転職体験記
石井 聡美Satomi Ishi(25歳)
  • 転職前歯科助手
  • 転職後Web広告運用
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数3
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 手に職をつけようと歯科助手へ転身。けれど、「自分に合う仕事か」を考えていない転職だった。
  • 興味のあった広告業界への転職を志す。未経験でも合格できるよう、履歴書や面接などの対策を徹底。
  • リラックスして面接に臨めたことで、面接官との会話も弾む。結果、Web広告の運用スタッフの内定を獲得!

一度目の転職で、手に職をつけようと歯科助手に挑戦。けれど、やってみて自分とは合わないことを知った。

高校を卒業したあとは就職活動をせず、アルバイトをしていた飲食店で働き続けていました。頑張りが認められたのか、正社員にもさせてもらえました。けれど、高校までしか行ってなかったので、何もしないまま結婚して仕事を辞めて…では、自分に何が残るんだろうって考えちゃったんです。一度の人生だし、興味があることをなんでもやろう!と思い、最初の転職を考えました。

その一つが歯科助手の仕事でした。手に職をつけたかったんですよね。でも、実際に働いてみると年功序列型の評価で、モヤモヤすることが多かったです。評価されるのはベテランの先輩ばかりで、患者さんへの対応方法を改善するなどいくら頑張っても、ほめられることがないんですよ。日々の業務自体も変わり映えをしないので、やりがいを感じられずにいました。

「転職で譲れないもの」を考えることから転職活動スタート。その中で見えてきた、自分にピッタリの仕事。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
歯科医院を辞めてから最初にやったのは、「自分にはどんな仕事が合っているのか」を考えることでした。その結果、次に働く会社として「やりたいことに対してチャンスをくれる風土」ということや、「がんばった分だけ評価してもらえること」が、自分にとって大切なのだと気づきました。

最初は、歯科助手の延長線上にある医療事務を受けようと思ったんです。なので、公共職業訓練校の医療事務コースに通い、資格も取りました。でもそのときに広告業界に勤める友人から、「広告業界は実力主義の会社が多い」といったことを聞いたのを思い出しました。自分が次の会社に対して望んでいるものがあるかもしれないと思い、広告業界も視野に入れて仕事を探してみることにしたんです。

そのなかで見つけたのが、グローバルネットの求人です。評価制度がしっかりしていることが広告の中に書いてあり、がんばった分だけ評価されるこの会社だったら合ってそう!と、興味を持ちました。医療事務は歯科助手の経験も活かせそうだし、「できること」です。けれど、やはり「やりたいこと」を優先したいと、応募することに決めました。

ただ、広告業界は私がこれまでしていた飲食店や歯科助手の仕事とは全然違う世界です。なので志望動機を考えるときは苦労しました。転職において絶対に譲れないことと、妥協できるところをすべて書き出したり、理想の自分と今の自分に足りないものを書き出したりして、少しずつ明確に。結果的に何枚も履歴書を書き直しました…。

職業訓練校の活用やネットでの情報収集を徹底。おかげて不安だった面接も、楽しむことができた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
何度も履歴書を書き直した甲斐があったのか、グローバルネットの書類選考は通過し、面接に進めることになりました。けれど、ここで一つ不安が。これまでの就職で、きちんとした面接ってしたことがなかったんです。1社目の飲食店はアルバイトからの正社員登用だったので面接はありませんでしたし、2社目の歯科医院も地元の歯医者さんなので、アルバイトの面接の延長線…といった感じで。スーツを着て企業を訪問し、応接室に通されて…といった面接は、初めての経験でした。

だから、正直何をしたらいいかわかりませんでした。どんな格好で行くべきか、「どうぞ」と言われてから着席するのか…それすらも危うかったです。その対策に、インターネットで「転職 印象いい」みたいなワードで検索して、とにかく色々調べました。通っていた職業訓練校でも無料の模擬面接などを通して指導をしてくれるので、それも活用してなんとか失礼のない受け答えができるようになったかなって思ってます。

「絶対緊張する!」と思っていた面接も、それだけ準備ができたからうまく話せました。面接官の滝浪さんも喋りやすい方で、共通の趣味であるスノーボードの話で盛り上がったりしました。あれだけ面接を不安に感じていたのが嘘みたいです。診療所の医療事務募集にも応募していて、選考も進み、内定ももらっていました。他の広告系の会社もこれから選考が始まる…というタイミングだったんですが、とにかく面接の雰囲気が抜群だったので、ここに入社を決めました。

入社半年で昇格。変化が多く、きちんと頑張りが評価される環境に、充実した仕事の日々を送る。

入社した現在は、Web広告の運用を手がけています。広告の出稿場所などの違いによる広告効果を比較したり、広告が掲出される頻度などの設定を変えたりして、クライアントの広告効果を最大化する…というのが、私の仕事です。

分かっていたことですが、やはり専門知識を覚えることには苦労しています。Web業界って横文字や略語が多いですし。ただ、覚えることが多い環境というのも、自分に合っているのかな、と思っています。すぐに自分のものになると、天狗になっちゃう性格なので…。ただ、先輩たちも「わかったふりをしないで、どんどん聞いてほしい」と言ってくれるので、質問や相談をしやすくて助かっています。

広告の世界って日々変化していくんです。今日は効果が出ていた方法も、市場の変化などによって次の日には全然ダメ…ということも少なくありません。だからこそ日々努力して色んなことをインプットしていく必要があります。そんな環境がエキサイティングで、自分の性格には合っているな、とも思うんです。

また、Web広告の運用は成果が目に見えやすいのも特徴です。だから自分の運用の結果によって広告効果が改善されたときには、周りからしっかりと称賛してもらえたり、評価されたりします。周りの人の助けもあってのことですが、おかげさまで入社から半年ほどで昇格することもできました。

まだまだ助けてもらうことの方が多いですが、「石井さんに任せれば大丈夫」と周りから信頼してもらえるような存在になっていたいですね。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

履歴書は人柄が見えるもの。その印象を裏切らない明るい人柄を面接で知り、「間違いない」と思えました。

経営管理部 人事課
滝浪 瞳
評価したポイントと採用理由 まず履歴書などの応募書類を見たときに、「とても丁寧に書いてくださっているな」ということを感じました。とにかく、字が読みやすくてきれいなんですね。普段書類選考をしていると日付が古いものがあるなど「きっと使いまわしているんだな」ということがわかるものも少なくないんです。そんな中で丁寧に書かれていた石井さんの履歴書は、とても目を引いたので今でもよく覚えています。

当社の面接は「面接」というより「面談」のようなスタイルをとっています。経歴などだけで判断するのではなく、その人柄を見極めることを大切にしているんです。石井さんの場合、明るくてハキハキお話ができる方だったので、会社にもすぐに溶け込めると感じました。特に募集していた部署は男性の多い部署でしたので、あれだけハキハキお話ができると教育を行なうときにもわからないことなどを自分から主張できるだろうと思ったので、受け入れる側としてもやりやすいだろうと思ったのがポイントでした。

今後は持ち前の明るさを発揮して、前向きな気持ちを発信してもらいたいな、と思っています。これからも積極的な採用を行なう予定なので、新人の方へ教育できるだけのスキルを身につけ、模範となるような存在になってくださることを期待しています。
企業情報
会社名株式会社グローバルネット 資本金1億円
事業内容■インターネット広告事業 従業員数106名(2020年11月現在)
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