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2021/9/27

ラガーマンがぶち当たった、転職の壁。壁を越えられたのは「軸」を明確にできたから。

若木 琢也さんの転職体験記
若木 琢也Takuya Wakaki(26歳)
  • 転職前乳酸菌飲料の営業
  • 転職後YouTube広告の営業
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数1
  • 面接社数1
この体験記のポイント
  • ラグビーができる環境に魅力を感じて入社したものの、負傷により引退。それをきっかけに、自分の人生を見つめ直す。
  • 友人や先輩に転職について相談。転職の軸を「頑張った分だけ評価してもらえる会社」と決め、面接でもアピール。
  • 採用担当者から「成果への貪欲さ」「強いリーダーシップ」「誠実さ」が評価され、成果主義の会社に転職できた。

「ラグビーがしたい」――その想いだけで、あまり深く考えずに会社を選んだ。

私の社会人生活は、ちょっと特殊かもしれません。というのも、中学から大学までラグビー漬けの日々を送っていたんです。「大学卒業後も、ラグビーを続けたい」とにかくその一心で、あまり深く考えることなくラグビーの社会人チームを持っている会社を選びました。

乳酸菌飲料の営業を16~17時頃までして、そのあとにラグビーの練習をしていました。上場会社で仕事やラグビーでの成績も順調、結婚もして、それなりに順風満帆な生活を送り始めていました。

その矢先、腰と膝を負傷。ラグビーを続けられなくなり、ラグビーをやりたいがために入社したその会社にいる意味がなくなったことで転職を決意。

友人・先輩への相談をきっかけに、「頑張った分だけ評価してもらえる会社」と転職の軸が明確に。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
しかしながら、今までラグビーひと筋で世間知らず。転職活動もはじめて。家族のために、もっと稼がないといけないし、これからのことをちゃんと考えないといけない。

とはいえ、初めての転職活動だったので、まず何から始めたらいいのか分かりませんでした。そこで、転職を経験した友人や先輩に相談してみることに。その中で、「多く稼ぎたいのであれば、自分自身の頑張りをしっかり評価してもらえる会社がいいのでは?」というアドバイスがあり、確かにそうだなと。

もし友人や先輩に相談していなかったら、前職の経験が活かせる「営業」しか転職の軸がハッキリしないまま、転職活動を進めてしまっていたかもしれません。先入観を持たずに質問をしたことで多くの情報を得ることができ、自分の考えが明確になっていきました。「営業」に加えて「頑張った分だけ評価してもらえる会社」と転職の軸を決めることができたのは、相談に乗ってくれた友人や先輩のおかげです。

キャリアに自信が持てないからこそ、ウソをつかない「誠実さ」で勝負した。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
転職の軸を明確にできたので、いよいよ転職活動を開始。当時、CMでよく見かけていたこともあり、エン転職で求人情報を探し始めました。というか、CMの印象があまりに強く、他に思い浮かばなかったのでエン転職しか使っていません(笑)。業種は問わず、「営業」×「実力主義・権限委譲」の軸で求人情報を探しました。

求人情報がずらっと並ぶ中、パッと目に留まったのが、グローバルパートナーズです。求人広告に「YouTube」と書かれていて、その言葉に惹かれて。グローバルパートナーズの求人広告をしっかり読み込んだんです。

大切にしたのは、成果主義の社風かどうか。グローバルパートナーズの求人広告には「主体性」「自ら考えて行動する」といった言葉が何度も出てきていましたし、成果主義の社風っぽいなと。ここなら、より早く、確実に、稼げて成長できそう。そう考え、応募することにしました。

書類や面接で意識したのは、ありのままの自分をアピールすること。「どれだけラグビーに打ち込んできたのか」「転職によって実現したいこと」「それがなぜグローバルパートナーズでないと実現できないか」…など、自分の経験や考えを飾ることなく伝えました。

自分の人生の中心はラグビーでしたから、自慢できるようなキャリアはなく、人よりプラス評価につながるポイントが少ないと思っていました。なので、できるだけマイナス評価につながるポイントをつくらないようにしたいなと。ウソをつかずに受け答えしたことで、誠実さも伝えられたんじゃないかと思っています。

それが功を奏したのか、内定をいただくことができました。面接を受け、より深くグローバルパートナーズのことを知り、ここなら自分が頑張った分だけ評価してもらえると感じ、入社を決意。約1ヶ月という短期間で転職活動を終えました。

転職の軸を明確にできた結果、想像以上の急成長。

ところが、せっかく「頑張った分だけ評価してもらえる会社」を転職の軸として選んだ会社に入社したのに、入社1年目はうだつが上がらず、社長との定例会議でもよく直接叱咤されていました。そんな時に、子供が産まれたんです。子供のためにも、成果主義を求めて転職の決意をした自分のために気合を入れ直しました。「勝ちたい、一番になる」ラグビーの時に本気になったような熱い気持ちが蘇ってきました。

その後、前職と大して変わらない、年収350万円前後だった給与が、入社2年目には年収600万円台まで伸び、サブマネージャー(社外呼称:課長職)まで昇進。部下もできて、所属する事業部が急成長。10名前後だった従業員が60名まで増員し、その中のトップセールスパーソンになりました。

そして入社3年目には年収が950万円まで伸び、現在は新規事業の立ち上げ責任者をやらせていただいています。

自分が思い描いていた以上に、ビジネスや営業、ITなどの知識や経験を積めていて、前の会社ではできなかったであろうスピードで成長できています。

学歴やビジネス、営業、IT、すべて経験や実績がなくても、自分の軸を決めて、それをブラさず本気でやれば人生変えられる。キャリアや実績が無くても、ここまでこれたのは家族と仲間。正当なチャンスと評価をしてくれる会社。そして転職活動の際に、自分に合った軸を明確にできたからだと思います。

上場企業で安定しているから良いとか、ベンチャー企業で若い会社だからダメとかではなく、自分がどういった働き方をしたいのか、どういった人生を送りたいのか。自分なりの軸を持って転職活動をするのがいいのではないでしょうか。もちろん自分だけで見えてこない、決められないのであれば、先入観を持たずに友人や先輩の経験談やアドバイスを聞いてみると、何かいいヒントが見つかるかもしれません。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

魅力を感じた「成果への貪欲さ」、「強いリーダーシップ」そして「誠実さ」。

採用担当
手島 絵理子
評価したポイントと採用理由 当社では、「若者と企業と世界をつなぐ」べく、海外で戦える人材を育成しています。国内で成果を残せなければ、海外で成果を残すことは難しいです。だからこそ、商材や事業部に関係なく、「成果への貪欲さ」が何より大事だと考えています。若木さんは学生時代からラグビーに打ち込んでいたため、成果に対して貪欲に取り組むことが自然とできている印象を受けました。

また、選考で若木さんのことを知っていく中で、周りの状況をよく見ている点や堂々と自分の意見を発言できる点に「強いリーダーシップ」も感じることができました。世界で勝っていくためには、個人で成果を残せるだけでなく、周りの人や組織を巻き込んで同じ目標に向かわせられる「強いリーダーシップ」が必要です。その「強いリーダーシップ」がある若木さんなら、当社で、ひいては世界で活躍してくれる。そうした確信を持つことができました。

本人は経歴に自信がないようでしたが、その点はまったく気になりませんでした。むしろ、「成果への貪欲さ」や「強いリーダーシップ」に対する評価が高く、受け答えから感じる「誠実さ」に一緒に働きたいと思わせる力があったので内定を出しました。

まだ入社して3年目ですが、営業として数字を上げ、会社を引っ張ってくれていることに感謝の気持ちでいっぱいです。今はサブマネージャーとして活躍してくれていますが、ひとつ上のポジションであるマネージャーに早くなってもらいたいと思っています。より多くの部下を育てたり、事業をより大きくしたりしていくことに関わることで、若木さん自身の成長にもつながるはず。さらなる活躍を期待しています。
企業情報
会社名グローバルパートナーズ株式会社 資本金1億円
事業内容◎ デジタルマーケティング事業 YouTube CM 動画 30,000 本/年 ◎ グローバルシフト事業 グローバル人材特化 職業紹介 1,000 人/年 ◎ 海外進出支援事業 Japan Trade Centre Dubai ◎ 海外BPO 事業 Global Channel, Inc. Cebu ◎ オンラインスクール事業(GPU)、海外留学事業 ◎ 出版事業(サブスク出版) 従業員数43名(2024年6月現在)
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