1. エン転職TOP
  2. 転職ノウハウ
  3. わたしの転職体験記
  4. 経験・知識は確実に足りない。だから「この会社に入りたい」という意欲だけで勝負した。
2015/7/28

経験・知識は確実に足りない。だから「この会社に入りたい」という意欲だけで勝負した。

田上 昭宏さんの転職体験記
田上 昭宏Akihiro Taue(29歳)
  • 転職前ヘルスケアサービスの販促
  • 転職後Web広告コンサルタント
  • 転職活動期間4ヵ月
  • 応募社数10
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 転職を考えはじめたタイミングで、以前から興味のあった会社が募集を開始。
  • そのチャンスを逃さず、すぐに応募。
  • 意欲をアピールするため、会社説明会から気を抜かずに臨んだ。

マーケティングの仕事を続けたい。それなら、もっとWebの世界を知らなければならないと思った。

今までのキャリアは、自社サービスの販促ツール、チラシやTV CM、パンフレットなどの企画・制作に携わっていました。前職は、ほんの数人しかいないベンチャー企業でしたから、できそうな仕事はなんでもやる、という感じです。

面白かったのは、自分のアイデアに対して世の中からの反響があった時。「良いサービスをもっと広める」「消費者の心を動かす」、そのためのステップを考えてPDCAをまわしていくことにやりがいを感じていました。ただ、経営の面で不安を感じることもあり、転職を考え始めたんです。

それに加えて、もっと「Webに関わる仕事を手がけてみたい」という思いもありました。販促やマーケティングという仕事そのものはとても面白いものでしたから、「モノを売るプロ」を目指したいと考えていたんです。それなら、インターネットの世界を外しては語れないだろう、と。インターネット通販もこれだけ身近になった今ですから、一番動きがあるのはWebマーケティングだと考えていました。ですがその時点では、会社のホームページを作ってみたくらいで、Webでのマーケティングまで手がまわっていなかったんですよね。ですから余計に、Webの経験を積むためには転職するべきだ、と考えるようになっていました。

タイミングよく見つかったうってつけの求人。すぐに応募した。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
「エン転職」では職種カテゴリ検索を「Webマーケティング」に絞り込んで探していました。掲載されていたのは、Web広告の代理店が多かったかと思います。「モノを売る」とはいっても、興味があったのは集客の仕組みづくりといった分野で、営業職は自分に向いていないだろうと思っていました。そしてなによりも、Web業界での経験はありませんでしたから「未経験でチャレンジさせてくれる会社」であることが大前提でした。

そのため、応募する会社はかなり限られていましたね。広告の“良いところ”を100%を鵜呑みにするわけにはいかないと思っていましたから、中身はかなり詳しく読み込んでいたと思います。「仕事の厳しさ」といったコンテンツは、かなり参考になりましたね。

そのなかで見つけたのが、「GMO NIKKO」のWeb広告コンサルタントの募集。社名を見つけた途端に、ピンときました。もともと、転職を考えはじめる前からGMOグループに興味を持っていたんです。代表である熊谷さんは起業家としていろいろなメディアにも登場していましたし、その著書もいろいろと読んでいました。そんな有名な、Web広告に関しては国内トップクラスのノウハウを持っているような会社が求人を出している。しかも、未経験OKで「Web業界デビューを応援する」とまでうたっている!これは願ってもいなかったほどのチャンスだと確信しました。ぼんやりとイメージしていた、「こんな仕事についてみたい」という道が、突然開けたわけですからね。

未経験がハンデになる。そう思って説明会から猛アピール。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
選考は、説明会からのスタート。在職中の転職活動だったので面接の時間を捻出するのは苦労していましたが、ここは「なにがあっても参加する」と意気込んでいきました。Web系の経験値はほとんどありませんでしたから、選考においてはハンデを持っていると考えていたんです。そのため、「ここで目立っておかないと!意欲をアピールしないと!」と考えていたんです。質疑応答のときにはここぞとばかりに、真っ先に手をあげられるようにがんばりました(笑)。

面接官はいろいろな人の面接をこなしているわけですから、何を言おうと本音は見透かされるだろうという前提で臨んでいました。販促企画でPDCAをまわしていた経験は広告効果の最大化には貢献できるはず、という内容でも自己アピールはしたものの、大して自慢できる実績があったわけでもありません。ですからそれ以上に、「未経験というハンデはあってもここでやりたい、やらせてほしい」という意欲をとにかく見てもらおうと思い、面接を受けていました。

仕事は難しいが、成長していくための仕組みは充分。あとは、自分がやるだけ。

まだ入社して2ヶ月程度なのでとても一人前とは言えませんが、これまでの仕事とはちがう分野の知識を吸収できていることにとてもやりがいを感じています。うれしかったのは、無料の社員食堂があること!…もそうなのですが、なんといっても中途採用者へのフォローが予想以上に手厚かったことでした。広告業界って、なんとなく個人主義が強くて「ついてこられない奴は切り捨てる」ようなイメージがあったんですよね。未経験で入れるといったって、入社してからの苦労はすごいだろうな、と思っていました。

もちろん社内で飛び交う用語の意味もわからないところからのスタートでしたから、つまずくことがまったくないというわけではありません。ですが、たとえつまずいてもちゃんとフォローしてくれる仕組みが用意されていることでとても安心できました。

座学で基本を教えてもらう導入研修だけではなく、OJTの担当者がつくのでいつでも相談できます。「これをやりたい」と手をあげればチャンスを与えてくれて、入社してまもなくお客様先に同行させてもらうこともできました。また、日報に上長からのフィードバックがくるのですが、「ミーティングでの発言内容が良かった」「こう改善すれば仕事に役立つ」といった前向きなものが多いんです。「うまい手だなあ」なんて思いつつ、朝に日報の返信を見て、ほめられてるとやっぱりやる気が出てくるんですよね。

同期たちで集まってそれぞれの悩みなどを相談できるミーティングの機会もあるのですが、「仕事は難しいけど挫折することはなさそう」というのが共通認識。ステップアップの道は用意してあり、「あとは自分がやるだけ」という環境がとてもありがたいです。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

なんでも吸収しようとする彼が、どんな人材になっていくのか。とても楽しみです。

人事部 採用教育グループ チーフ
高見 唯樹
評価したポイントと採用理由 現在、GMO NIKKOではさらなる業務拡大に向けて新しい仲間を積極的に採用しています。田上さんは未経験者として飛び込んできた人材。説明会の段階から、なかなかに目立つ方でした。質問をかなりたくさん投げかけてくれて、印象に残っていたんです。これは大きな長所だと感じました。「誰に対しても物怖じしないでいられる」というコミュニケーションの土台であり、同時に成長意欲の高さが見える姿勢でもありました。

面接のなかでは「会社の近くに引っ越してでも全力で取り組みたい」とまで言ってくれましたし、実際、入社してからは朝早く来ています。「早く一人前になろう」と行動している有言実行な部分もあって、採用した側としてもうれしいですね。

Web関係の知識はほとんど持っていないようでしたが、これまでの経験を聞くなかで「自分から考えて仕事をつくっている」姿勢が見えたことも好印象。なにより、Web広告業界への興味関心は強く、充分にカバーできるだろうと思えました。「好きこそものの上手なれ」なんて言いますが、好きなことや関心のあることって、成長スピードやモチベーションがグンと高まりますから。今、彼も未経験ながら積極的・前向きに業務に取り組んでくれています。コンサルタントには珍しい(?)体育会系なタイプなので、新しいコンサルタント像が生まれるのではと楽しみにしています。なんでも吸収しようとする姿勢で周りにも一緒に成長していきたいと思わせてくれる、大事な仲間です。
企業情報
会社名GMO NIKKO株式会社(GMOインターネットグループ) 資本金1億円
事業内容◇エージェンシー事業 ≪GMOアドパートナーズグループについて≫ グループ全体で主に以下の5つの事業から成り立っています。 広告主とメディアをつなぐ機能を全て持ち合わせた総合広告事業を展開しています。 ◎メディアレップ事業 約3000社に及ぶ広告代理店販売網を持つ幅広いWebプロモーション提案 ◎エージェンシー事業 インタラクティブマーケティングを強みとした広告の企画提案 SEM領域コンサルティング ◎アドテクノロジー開発事業 最新テクノロジーを駆使した自社製品開発 データマネジメントプラットフォームを展開 ◎メディア・コンテンツ開発事業 ソーシャルメディア研究開発&メディア・コンテンツ企画開発 ◎ソリューション事業 従業員数184名(2015年12月末現在) ※グループ連結:862名(契約社員、アルバイト含む)
「働きがい」で転職・求人情報をさがす
転職ノウハウ