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2016/1/22

「英語を活かせるなら」と、何でも応募しました。

佐藤 麻美さんの転職体験記
佐藤 麻美SATO ASAMI(29歳)
  • 転職前テレビ番組制作会社の事務職
  • 転職後サーバ運用保守チームのアシスタント
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数7
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 英語が使える仕事に就きたい一心で、業界や職種は問わずに応募。
  • 結果、決まった仕事は、まったく知見のないサーバ運用保守アシスタント。
  • 不安はあったが、周囲のフォローもあるので飛び込んで正解だった。

英語を活かして働く夢を、諦められなくて。

前職では、新卒入社の番組制作会社で事務の仕事をしていました。事務といっても、人数が少ないので何でも屋さんでしたね。制作費の管理がメインでしたが、スタッフのスケジュール管理をしたり、エキストラが足りない時は急きょ番組に出演したりもしてました(笑)。

さまざまな仕事をこなしながら5年間働いていたのですが、以前から叶えたい夢があって。
学生時代から勉強していた英語を活かして働きたいな、と思っていたんです。大学では国際報道学を学んでいて、何度かカナダに留学もしていたので、英語での日常会話は支障なくできます。今までの仕事に不満という不満はありませんでしたが、せっかくなら自分の興味のある分野で仕事をしたいと、転職を決意したんです。

業界や職種は問わず、手当たり次第に応募する日々。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
英語を活かして働けるなら、どんな仕事でもやる!くらいの勢いだったので、本当に業界や職種は問わずに求人を探していました。どの求人情報サイトもだいたいキーワード検索ができるので、「語学 英語」で検索をかけて、ヒットした求人を片っ端から見ていったんです。
というのも、英語を使う仕事は人気だってある程度分かっていたので。まずは選り好みせずに、知らない業界でも未経験OKであれば検討しよう、という気持ちでしたね。今思うと、この「どんな仕事でもやる!」という意欲や姿勢が結果につながったのかな、とは思います。

その結果、エントリーをしたのは7社ほどですね。英語教材の出版社や、ネット通販サイトのカスタマーサポート、某国の大使館に観光局、そしてサーバ運用保守チームのアシスタントと、本当にバラバラ(笑)。ネット通販業界もIT業界もまったく知見のない分野だったので多少は不安でしたが、未経験OKの求人だし入社してから勉強すればいいかと楽観的に考えるようにしていたことを覚えています。

未知のIT業界。でも、ここなら自分のやりたい仕事ができると思いました。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
書類選考に進んだのは、7社のうち3社。やっぱり、英語を活かせる仕事は倍率が高いんだと実感しましたね。面接に進めたうちの1社が、今の会社でした。
正直、IT分野に関してはまったくの素人。制作会社で働いていたときに、スタッフのパソコンの不具合を見ていたことがあったのでパソコンに抵抗はありませんでしたが、本当にそのくらいのレベル感です。

面接では、社長自ら対応してくださいました。仕事について説明をしていただき、前職での仕事について、英語力についてなどさらっと聞かれたあとはほとんど雑談。面接らしい面接ではなかったことが他社と違って、印象的でしたね。クライアント先で勤務する仕事なので、今思うと雑談を通して対人的なコミュニケーション力を見られていたんだなぁと思います。

仕事内容を聞いて、世界中に支社のある総合商社で働くことになること、世界各地で働く社員を、サーバ運用保守の面から支える仕事であること、メールが中心ですが英語を活かせることなどを伺い、魅力を感じました。1時間ほどお話しをした後、社長からその場で「本当は2次面接もするんだけど、君は免除で内定を出します」ってお言葉をいただき、どうしようと少し戸惑いました。ただ、他社も選考途中で迷っていることを正直に伝えたところ、「待ってるから、ゆっくり選んでね」と嬉しい言葉をいただけたんです。この配慮が、すごく嬉しかったですね。

すべての選考結果が出揃ったのは、面接から2週間ほど後でした。結果を見て考え抜いた末、やっぱりあの社長のいる会社で働きたいと、入社を決めました。

世界に展開する総合商社を、ITの側面から支援するやりがいがあります。

総合商社のサーバ運用保守チームで働きはじめて、2ヶ月経ちました。職場では、日々IT関係の慣れない言葉が飛び交っていますが、周囲の方々のサポートのおかげで少しずつ知識が身についているところです。求人情報や面接で「入社後に教えます」とあったように、皆さん本当に基礎から丁寧に教えてくださいますし、「ちょっとずつ覚えていけばいいよ」「ゆっくりでいいからね」と親切にしてくださるので、安心して仕事ができています。

念願の英語に関しても、ちゃんと活かせていますよ。メールが主ですが、ロンドンや上海、シンガポール、ヨハネスブルクなど世界各国の支社と、サーバ運用情報についてのやりとりを行なっています。国によっては返信に時差があったりして、世界を相手に仕事をしていることを肌で感じられていますし、役に立てている実感もあります。新しい環境に飛び込むって不安ですけど、やりたいことがあるのなら思い切ってチャレンジしてみることが大切だと気づきました。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

すべての仕事の基本は、“コミュニケーション”だと思ってます。

代表取締役社長
宮本 普史
評価したポイントと採用理由 私が面接で気をつけていることは、「当社を志望された理由は何ですか」「長所、短所を教えてください」など、型にはまった質問に終始しないことです。このようなやり取りは練習すれば誰でもできますし、相手の本質が見えませんから。だから、最低限必要なことを聞いたら、後の時間は雑談をするんです。自然に言葉を交わす中で、コミュニケーションがスムーズにいく方であればきっと活躍してもらえるだろうと考えています。

佐藤さんの面接でも、同じように雑談を中心に進めました。彼女は私の話をしっかりと受け止め、きちんと応えてくれたので、気持ちよくコミュニケーションが取れたと記憶しています。IT分野の知識はまったくないようでしたが、英語力はありますし、コミュニケーション力も良好。彼女なら、クライアント先でもきっと活躍してくれるだろうと判断して、その場で内定を告げました。

2週間、彼女から連絡を待っている間はドキドキしましたが、無事ご入社いただき、クライアント先で頑張ってくれています。持ち前の英語力とコミュニケーション力を活かした活躍を期待しています。
企業情報
会社名デキュリオン株式会社 資本金3000万円
事業内容■情報通信技術コンサルタント業務 ■情報通信技術環境構築業務 ■経営コンサルタント業務 ■企業経営上のリスク・マネジメントのコンサルティングの受託 ■情報通信技術に関する人材育成のための教育、研修コンサルタント ■人材の募集に関する情報提供サービス ■移動体通信技術に関する調査研究 ■情報処理システム開発の計画作成業務 ■労働者派遣事業(派13-306136) 従業員数19名
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