1. エン転職TOP
  2. 転職ノウハウ
  3. わたしの転職体験記
  4. 前回の転職での反省点。それは「聞かれたことだけに答える面接」だったこと。
2017/10/30

前回の転職での反省点。それは「聞かれたことだけに答える面接」だったこと。

兵藤 直さんの転職体験記
兵藤 直nao hyodo(26歳)
  • 転職前投資用不動産の営業
  • 転職後投資用不動産の営業
  • 転職活動期間1ヵ月
  • 応募社数3
  • 面接社数3
この体験記のポイント
  • 前職も投資用不動産の営業。マニュアル通りの営業スタイルに違和感を感じて転職を決意。
  • 前回の転職では面接で「聞かれたことだけ」に答えていたから、営業スタイルまで確認できていなかった。
  • 面接で自分がやりたい仕事ができるか確認したから、イメージ通りの転職ができた。

思っていた仕事内容と違う。違和感を感じたのは入社した後だった。

僕が最初に就いた仕事は、不動産の賃貸営業です。いわゆる街の不動産屋さんで、部屋を借りたい方に対して、自社で扱っている賃貸物件をご紹介して、気に入っていただいたら物件のご案内。一緒にその物件を見に行って、契約につなげていく仕事です。4年ほど経験した頃でしょうか、賃貸営業だけでは物足りず、不動産売買にも業務領域を広げてみたいと思うようになりました。

幸いにもすぐに仕事が見つかって、投資用不動産の販売営業として新たなスタートを切ったんです。でも、実は、これは私にとって失敗してしまった転職で。というのも、思っていた仕事と違っていたんですよね。それに気づいたのは入社してすぐのことでした。

営業といっても、前職の会社で販売できるのは自社で保有する物件のみだったので、売り方も決められていて、マニュアル通りに商品を説明して販売するというスタイルだったんですよね。僕が思い描いていた仕事内容は、お客様の話しを聞いて、僕自身がお客様それぞれに合った提案を考える営業。そうなるために、取引に関わる金融の知識を広げたり、経験を積んでいくことを想定していました。なので、このままここにいても仕方ないと思い、入社1ヶ月ではありましたが、退職することにしたんです。

退職後の転職活動だったので、無職になることへの不安も少しはありましたが、それよりも、次は自分が思い描く仕事内容ができる環境を見つけようという気持ちのほうが強かったです。

型にはまらない仕事がしたい。求人を探すときは会社規模にも注目しました。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
僕が今回の転職で重要視したのは、自分が思い描く営業活動ができるかどうかという点です。前職の営業スタイルは、会社が用意したマニュアルに沿って商品を説明し、販売をするという形で。でも、それでは僕が介在する価値を見出せなかったんです。それよりも、お客様それぞれに合った提案を考えるという営業スタイルのほうが介在価値を発揮できますし、経験や知識も蓄積していけると思ったんですよね。

前回転職活動をしたときには、入社前に営業スタイルまで確認できていなかったので、今回はそこまで確認してから入社を決めようと思いました。

転職活動で一番はじめに行なったことは、エン転職をはじめとした転職サイトでの求人検索。僕の場合、投資用不動産の営業をやりたいということは明確だったので、サイトでフリーワード検索をして、片っ端から求人情報を見ていきました。求人情報のなかに書かれている仕事内容はもちろんのこと、会社の規模にも注目しました。大手よりも小規模の会社に入社をしたほうが、1人1人の裁量が大きく、マニュアルなどの型にはまらない仕事ができそうだと考えたからです。

そうして探すなかで、応募したのは五大を含めて3社でした。

面接は、自分のやりたい仕事ができる環境かを確認する場。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
前職で入社後すぐに「思っていた仕事内容と違う」と感じてしまった原因は、面接で志望動機など、面接官から質問されたことだけに答えていて、僕から「どういう仕事をしたいのか」を発信できていなかった点だと思うんです。

もしあのとき、面接官からの質問に一方的に答えるだけでなく、こちらからも「こういう仕事がしたい」と伝えられていたら、それを実現できる環境なのかを面接の段階で知ることができて、入社後のミスマッチを感じることもなかったと思うんですよね。

今回の転職活動では、面接のときに、自分から「やりたいこと」を伝えて、それが実現できそうかというところを確認できるように、面接でのコミュニケーションをとろうと決めていました。

五大の面接で「お客さんに合った提案内容を自分で考える営業活動をしていきたいが、五大はそれを実現できる環境なのか」を、社長や専務に素直に質問したところ「五大では自社物件ではなく仲介物件を扱うので、お客様に提案できる商品数が圧倒的に多いこと」「実力主義で、個人の裁量も大きいこと」を確認できました。ここでなら、僕が思い描いてた営業の仕事ができそうだと思い、入社を決めました。

前職では味わえなかった営業のやりがいを感じられる。今は目の前の仕事に専念していきたいです。

入社後は、入社前にイメージしていた通りの仕事ができています。

営業スタイルは「反響」といって、まずはお客様から特定の物件へのお問い合わせが入り、そこからお客様とコミュニケーションをとる形。でも、ただお問い合わせいただいた物件だけをご案内して終わりということではないんです。お客様から「物件を購入することで何を実現したいのか」ということを聞いてみると、実はお客様が問い合わせた物件ではなくて、別の物件のほうが良いのではないか、と思うこともあるんですよね。

そうなったとき、五大では仲介物件を扱っているので、提案できる物件数が圧倒的に多いんです。僕がお客様の想いをかなえられる物件を考えて提案できるので、マニュアル通りの営業では味わえなかったやりがいを感じますね。

また、五大は経営陣との距離が近く、オープンな環境なんですよ。不動産業界での経験豊富な経営陣から僕の意見を求められたり、アドバイスをもらえたりするので、不動産業界で経験を積んでいきたいと思っている僕にとっては最適な環境です。

このまま仕事を突き止めていったら、自然と次の展望も見えてくるし、報酬だってついてくると思うので、今はプレイヤーとして目の前の仕事に専念していきたいです。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

自分のビジョン・やりたいことが明確でした。

専務取締役
清水 大輔
評価したポイントと採用理由 評価したポイントは、仕事のビジョンややりたいことが明確で、仕事内容にコミットしてくれていたところです。

業界柄、志望動機が「歩合がもらえて給与が高そうだから」という方も多くいますが、お金を稼ぐためには、やらなければいけないことが沢山あるんですよね。お金だけがモチベーションになってしまうと、どうしても忍耐がついていかず辛くなってしまう。その点、彼は、仕事内容そのものに興味をもってくれていて、もっと経験を積みたい!という前向きな転職でした。そして、不動産業界の経験者ですが、これまでの経験を飾らず、ありのままを伝えてくれていたのも好印象。是非、当社で活躍してほしいと思い、採用しました。

今後、会社の拡大を目指しているので、そうなったとき、兵藤さんには幹部として活躍できるくらい、沢山の経験を積んでもらいたいと思っています。
企業情報
会社名株式会社五大 資本金1000万円
事業内容■投資用不動産の売買・仲介 ■不動産コンサルティング 従業員数4名(2019年8月現在)
「働きがい」で転職・求人情報をさがす
転職ノウハウ