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2017/11/27

絶対「なし」だと思っていた職種。
好きな業界で挑戦してみたら「あり」でした。

武井 卓也さんの転職体験記
武井 卓也Takuya Takei(29歳)
  • 転職前航空券手配スタッフ
  • 転職後営業
  • 転職活動期間1ヵ月未満
  • 応募社数8
  • 面接社数4
この体験記のポイント
  • 前職は今と同じ旅行業界。たった3ヶ月、研修期間で辞めてしまった。
  • 悩んだ末に、再び転職活動。旅行業界で働けるのであればと、職種を絞らず企業を探す。
  • 未経験の職種。苦手意識があった営業だけど、好きな業界で挑戦したら意外にも「あり」でした。

ステップアップの為の転職。でも研修期間で辞めてしまった。

ここに入る直前まで働いていたのは、同じ旅行系の会社でした。仕事内容は航空券の手配業務。海外出張を予定している方に代わって、航空券を予約する仕事をしていました。ただこの会社は、実は研修期間の「3ヶ月」だけで辞めてしまったんです。…早いですよね。

というのも、選考時には知らなかった"夜勤"が頻繁にあって。通常勤務は9時から20時の時間なのですが、20時から朝6時の夜勤が月に5回ペースで入ったんです。私の入社が決まった後のルールとのことでしたが、正直、入社後の大きなギャップでした。ちょうど結婚したばかりだったので、生活リズムが安定しないのは避けたくて…。

でも3ヶ月は早すぎるのではないかと、辞める決断をするまでには何度も何度も家族会議をしました。職務経歴が傷つくんじゃないか、次の仕事を探すまでお金は大丈夫か、とりあえず続けてみるべきではないか…など転職するマイナス面についてこれでもかと言うほど考えました。

その時すでに29歳。悩んだ末、ラストチャンスだと思って、もう一度転職にチャレンジすることにしたんです。

悩んだ末の、3回目の転職活動。                 初めての「営業」に挑戦することに。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ1
転職を決めてからは、複数の転職サイトに登録。変わらず旅行業界でキャリアを積んでいくつもりだったので、業界は絞っていました。

というのも、私は過去に旅行業界に興味を持ってから、ずっと同じ業界で働いてきたんです。具体的なお話をすると、新卒で入った出版社で旅行に関する記事の編集業務を担当していました。そこで仕事をするうちにだんだん「旅行」への興味が大きくなり、自分がやりたい仕事はこれだな、と。それから数回転職をしましたが、雇用形態や職種が変わっても、旅行業界で働くことにはこだわってきました。

ただ今まで、旅行業界の中でも「営業」の職種だけはチャレンジしたことがなかった。もともと口数が少ない自分には向いていない気がして…。でも、今回は先入観を捨てて、「営業」含めて、旅行業界でできることは何かを考えることにしました。「スキルを身につけて、今度こそ長く働きたい!」と思っていたので、職種は問わずチャレンジしてみようと思ったんです。

変えられない事実は、面接でも正直に伝えた。

成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ2
面接ではやはり、前職を3ヶ月で辞めてしまったことについて指摘されることが多かったです。こればかりは変わらない事実なので、正直に話すよう心がけました。一方的に前職の否定をするのではなく、入社後のギャップと自分自身が至らなかった部分を両方伝えることで、理解して頂けることが多かったように思いますね。また、営業は未経験でしたが、今まで積んできた旅行業界での経験や、これからもこの業界でしっかりキャリアを積んでいきたい想いはしっかり伝わるよう意識して臨みました。

違う職種を受けるということで勝手にハードルが上がっていましたが、自分の好きな業界であれば、案外働くイメージが湧くものだなと思いました。

結果、エス・エム・アイ・トラベルジャパンともう1社の旅行会社から内定を頂きました。最終的には、より仕事内容を具体的にお話し頂けたエス・エム・アイ・トラベルジャパンに惹かれ、入社を決意。エス・エム・アイ・トラベルジャパンでは2回の面接のうち、どちらも代表が直接面接をしてくださったので安心出来たんですよね。

好きな業界で職種を変えること。思ったより、上手くいくものでした。

エス・エム・アイ・トラベルジャパンに入ってちょうど1年ほど経ちました。最初の約半年は先輩のサポートをしながら仕事を覚え、この4月から現場に。旅行代理店から依頼を受け、東南アジア旅行の企画や手配を行う営業の仕事をしています。

営業にはガイドブックの情報以上の知識が求められます。例えば「車で通れる道なのか」とか「お年寄りでも楽しめる観光地はどこか」など。旅行代理店から聞かれる内容は、経験が浅いと分からないコアな情報ばかりなんですよ。一朝一夕には上手くいかないと実感しています。それでも、分からないで終わらせずに、出来るだけ正確で良い提案をしたいと思っていて。自分の知識で足りない部分は、現地に居るスタッフに問い合わせて1つ1つ解決するようにしています。こうやって1つずつ目標をクリアしていく営業の仕事が面白くて。もっと経験を積んで対応出来る範囲を増やしたいと思っています。

やってみるまで向いていないと思っていた営業の仕事ですが、今の会社で仕事をしていく中でノルマも人と話すのも全く苦に感じない自分に驚いています(笑)。興味のあることを軸にすれば、仕事内容を変えることは決して難しいことではないと、分かりました。
採用担当者の声
成功の秘訣!わたしの転職体験記イメージ3

前職の短さよりも、
旅行業界への想いや新しい仕事への意欲を評価しました。

代表取締役
松浦 利信
評価したポイントと採用理由 はじめに前職を3ヶ月を辞めたと聞いた時は正直、大丈夫かな…と心配に思ったことは事実です。けれど、面接を通じて、それでも入社してもらいたいと思えるポイントがありました。それは、職種や雇用形態はさまざまでしたが、旅行業界という軸で仕事をしてきたこと、加えてこれから積極的に営業の仕事を覚えていきたいという意欲を感じられたことです。

今回の採用では、経験よりも若くて意欲のある方を採用し育てていきたいと考えていました。業界や営業の経験があるのは勿論良いですが、今までの経験に固執せず、"当社"で活躍出来る人に来ていただきたいな、と。ですから、そういった観点でもぜひ一緒に働いてもらいたいと思ったのです。

実際に営業に出始めて、なかなか経験が無いと難しいシーンもあるかと思うんですが、諦めずに頑張ってくれています。お客さまの中には、場所だけ決めてその他の企画は全部当社にお任せという方も多くいらっしゃいます。これからはそういったご要望にも一人で対応出来るように経験を積んでいって欲しいですね。そして、いつかナンバーワンの営業になってくれたら嬉しいです。
企業情報
会社名エス・エム・アイ・トラベルジャパン株式会社 資本金5500万円
事業内容旅行会社の依頼による海外手配代行業、旅行業法に基づく旅行業 従業員数30名(2019年2月)
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