企業からの質問には、正直な回答をオススメします。事実と異なる回答をしてしまうと、その後の話の辻褄が合わなくなってしまい、気まずい思いをしますし、M.Yさんの誠実さが伝わりません。
また、転職活動が長期化しているにもかかわらず、あまりにも少ない社数を伝えてしまうと、「真剣に転職活動をしていないのではないか・・」と不安視されてしまう可能性があります。「転職活動が長期化したのであれば、それに見合った数の選考を受けているだろう」と企業は思うもの。少なめに伝えれば良い、というわけではないのです。
一方で、M.Yさんが不安視しているように、選考を受けた数が多い場合は「闇雲に選考を受けているのではないか(自社にも適当に応募したのではないか)」「多くの企業が不採用にするほどのトラブルを抱えた人なのではないか」といった疑問を持たれてしまう可能性もあります。
これらを解消するには、M.Yさんの転職活動の軸や反省点を伝えることが大切です。たとえば以下のように回答した後、今回の選考への意気込みに話をつなげられると、ポジティブな印象になると思いますよ。
▽回答例----
これまでの転職活動で、20社ほどに応募しています。活動当初は○○職への憧れの気持ちだけが先行してしまっており、入社して自分に何ができるのか、何をしたいのかを明確にできていませんでした。この点を反省し、一度時間を作り自分の考えを整理して、今後の展望を明確にいたしました。
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以上、1つの意見として参考になさってくださいね。