「長所・短所」の役割は、その応募企業・職種で活かせる特徴をアピールすることです。単に自分の良い点・悪い点の列挙は避けましょう。

■【「長所・短所」から判断されること】
「応募者の特徴が、入社後業務にどう影響するのか」の判断に用いられます。仕事へのポジティブな影響を想起させることで、採用担当者に好印象を与えましょう！

■【「長所・短所」作成の3ステップ】
【1】採用担当者の印象に残るキーワードを選ぶ
「真面目」「努力家」といった一般的な表現では、採用担当者の目に留まりづらいです。例えば「勉強家」を「毎日1冊本を読む勉強家」と言い換えるなど、特徴的なキーワードを盛り込み、具体的に表現しましょう。ただしインパクトを意識しすぎず、ビジネスシーンと関連性のある内容にしましょう。

【2】具体的なエピソードを盛り込む
長所を示すために「実務経験からの成果」、短所を克服しようとしている証として「失敗経験からの学び」など、具体的なエピソードを挙げましょう。エピソード選びのポイントは以下の通りです。

・長所
応募求人と親和性の高いエピソードを選びましょう。また成功要因を分析して伝えることで、再現性の高さもアピールできます。

・短所
大きすぎない失敗を1つ挙げ、要因となった性格を伝えましょう。反省点・改善点をあわせて伝えることで、ポジティブな印象を与えられます。

【3】効果的に伝わる構成にし、仕上げる
例えば、以下のような構成にすると伝わりやすいです。

▼結論：私の長所は、チームの底上げができることです。
▼状況・課題：新人の営業成績が上がらないことが多く、商品理解に課題があると気付きました。
▼行動：そこで、提案資料やトーク事例集を作成しました。
▼結果：チーム全体で受注確率が20％アップしました。
▼結論（再）：貴社でも、チームで成果を残すべく貢献します。



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